ゴルフのスコアメイクで重要な「ウェッジ」選び。
今回ご紹介する「AXIS Z5 TOUR WEDGE(アクシス Z5 ツアーウェッジ)」は、プロの厳しいツアーで鍛えられた性能とアマチュアにも扱いやすい易しさを両立した注目の一本です。
国内職人による純国産ウェッジで、強烈なバックスピン性能と抜群のソール形状が特徴。
実際にツアープロも使用し話題となったこのモデルについて、特徴やスペック、使用感から口コミ評価まで解説します。
短いアプローチで「ピタッ」と止まるスピンショットに憧れる方、ザックリミスに悩む方は必見です!
それでは、Z5 TOUR WEDGEの実力を見ていきましょう。
特徴・スペック
まずはAXIS Z5 TOUR WEDGEの基本スペックを確認しましょう。以下の表にメーカーや発売時期、価格、素材など主要項目をまとめました。

| メーカー | AXIS GOLF |
|---|---|
| シリーズ | Zシリーズ(ツアーウェッジライン) |
| 発売日 | 2023年4月 |
| 新品価格 | 約40,000円(税込) ※シャフト仕様により変動 |
| 中古最安値 | 約11,800円 |
| 中古最高値 | 約36,800円 |
| ロフト | 48° / 50° / 52° / 54° / 56° / 58° / 60° |
| シャフトフレックス | S ※要望に応じてカスタム可能 |
| 選択可能シャフト | ダイナミックゴールド S200 / N.S.プロ 950GH(S) / N.S.プロ モーダス3 WG115 ※要望に応じてカスタム可能 |
| ソール種類 | セミワイドソール(独自設計) ※広めのソールで抜けの良さを追求 |
| ヘッド素材 | S25C軟鉄(炭素鋼)鍛造+CNC精密加工 |
| ヘッド仕上げ | ニッケルクロムサテン仕上げ(光沢を抑えたメッキ仕上げ)/ノーメッキ |
| バウンス角 | 48°~54°:10°バウンス、56°~60°:12°バウンス |
| ライ角 | 63.5°(全ロフト共通) |
| ヘッド重量 | 48°~54°:297g、56°~60°:300g |
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スペックの注目ポイント
ヘッドはS25C軟鉄鍛造で作られており、心地よい打感と精密な仕上がりが期待できます。
表面はニッケルクロムメッキで錆びにくく(ノーメッキも選択可)、お手入れも簡単です。
最大の特徴は独自開発のセミワイドソールにあります。幅広ながらリーディングエッジ(ヘッド前縁)が丸みを帯び、芝に刺さりにくい形状です。
バウンス角はロフト48~54度で10度、56~60度で12度に設定され、あらゆるライ(地面の状況)でソールが滑り抜けやすく工夫されています。
またヘッド後方には4つの小さなウェイトビス(各0.7gのステンレスネジ)が配置され、高重心化によるスピン性能向上とカスタム調整を可能にしています。
ロフトバリエーションも48度から60度まで2度刻みと豊富で、自分のセットに合わせて最適な組み合わせを選べるのも嬉しいポイントです。
ウェッジの特徴(性能評価)
続いて、Z5 TOUR WEDGEの性能を主要項目ごとに評価してみましょう。
構えやすさ・スピン性能・操作性・打感・やさしさ・価格の6つの観点で5段階評価し、それぞれの理由を解説します(★5が最高評価)。

構えやすさ:★★★★☆
Z5ツアーウェッジは構えたときの安心感が抜群です。
やや大きめのヘッド形状でボールを包み込むように見え、初代モデル(Z1ツアーウェッジ等)よりもフェース面が大きく感じられるため、アドレス時に「当てやすそう」という印象を持てます。
リーディングエッジはストレート気味で目標に真っ直ぐ合わせやすく、ネック周りには適度な丸みと懐(余裕)があり構えたときに違和感がありません。
ボーケイ(Titleist Vokey)など王道ウェッジに近いオーソドックスな顔つきをしており、上級者はもちろん中級者でも構えやすいデザインと言えるでしょう。
スピン性能:★★★★★
最大の武器は驚異的なスピン性能です。
製品説明でも謳われている通り、ヘッド内部に高重心化のためのウェイトを搭載し、フェース上部でボールを押さえつけるような強烈なバックスピンを生み出します。
実際に打ってみると、フルショットではグリーン上で一度バウンドして「キュキュッ」と止まるスピン量の多さを体感できます。近距離のハーフショットやロブショットでも安定してスピンが入り、ラン(転がり)を最小限に抑えやすいです。
雨など湿った状況でもスピン性能が落ちにくい工夫がされており、プロ並みのスピンショットも狙えるポテンシャルを持っています。
操作性:★★★★☆
Z5は多彩なテクニカルショットに対応できる操作性も兼ね備えています。
ソールのヒール側(後ろ端)を極限まで削り落とした独自のグラインドにより、フェースを開いた時でもリーディングエッジが浮き上がらず地面に沿ったままになります。
そのため、ロブショットやバンカーでフェースを大きく開くショットでも思い通りにクラブをさばけます。またヘッド形状の工夫で重心バランスが良く、スクエアに構えたアプローチからフェースを開くハイロブまで狙った高さと距離感をコントロールしやすい印象です。
ただし、ソールがワイドで抜けが良いため、最初はインパクトの入射角(刃を入れる深さ)に応じて打球の高さやスピン量が変わりやすく感じるかもしれません。
慣れてくれば思い通りに操作できますが、★5満点とせず4としました。
打感:★★★★☆
打感は軟鉄鍛造ならではの柔らかさと心地よいソリッド感があります。
芯でとらえたときには「ペチッ」という柔らかい中にも芯のある感触で、ボールがフェースに乗るようなフィーリングを味わえます。S25Cという軟らかめの鋼材を使い、さらに精密なCNC加工でフェース面を仕上げているため、インパクトの質感は高評価です。
バックフェースの4つのビスは見た目上は独特ですが、打感への悪影響は特に感じませんでした。
メッキ仕上げのため最近流行りのノーメッキ(raw)ウェッジほどの「軟らかふわっ」とした当たりではないものの、十分満足できるソフトフィールと言えるでしょう。
やさしさ(寛容性):★★★☆☆
Z5 TOUR WEDGEは「ツアー」という名前が付いていますが、性能面ではアマチュアにとっても比較的やさしい設計です。
最大の助けになるのはやはりセミワイドソールによる抜けの良さで、厚めに入ってもソールが滑ってくれるおかげでザックリしにくく、ミスを大幅に減らせます。
特にバンカーでは砂に潜り過ぎず、ソールがしっかり砂を爆発させてくれるのでエクスプロージョンが安定し、「一発脱出」の成功率が上がります。
一方で、抜けが良すぎるがゆえにボールの拾い方によって飛距離やスピン量に差が出やすい面もあります。
きちんと芯でヒットできた時と、少し手前から滑らせて当てた時では球の高さや止まり方が変わり、結果的に距離感が合わなくなることも。
つまり、易しさは「ダフリにくさ」の点では◎ですが、「当たり所のばらつきに対する飛距離の自動補正」という点ではあまり助けてくれません。
総合すると、初級者が何も考えずにミスをカバーしてくれるタイプではなく、ある程度の技量を伸ばしていきたい中級者向けの寛容さという評価になります。
価格:★★☆☆☆
唯一と言ってよい弱点が価格の高さです。
Z5ツアーウェッジは1本あたり約4万円前後と、一般的な市販ウェッジ(2万円前後が多い)と比べて倍近いプレミアムプライスになります。軟鉄鍛造の国産品であり、各種ビスや精密加工などコストのかかる作りになっているためですが、ウェッジ1本にこの価格は正直ハードルが高いと言えます。
また基本的に受注生産で注文から約1~2ヶ月の納期がかかる点も、すぐ手に入れたい人にはデメリットでしょう。
ただし、ふるさと納税の返礼品として入手する方法も用意されており、上手く活用すれば実質的な負担を抑えることも可能です。
総合的に見て値段相応の性能は備えていますが、コスパ重視の方には★2つの辛口評価となりました。
どんな人におすすめ?
AXIS Z5 TOUR WEDGEは、以下のようなゴルファーに特におすすめです。
スピンで止めるアプローチを身に付けたい人
高重心設計と鋭いスピン性能により、ボールをグリーン上でピタッと止めるショットが可能です。
プロのようなスピンアプローチに挑戦したい中級者・上級者に向いています。
バンカーやラフでザックリミスが多い人
セミワイドソールが砂や深いラフでもソールを滑らせ、クラブが刺さる失敗を減らしてくれます。
バンカーショットが苦手な人や、芝が薄いライでざっくりしてしまう人でも安心感があります。
操作性の高いウェッジが欲しい人
ヒール側を削ったソール形状でフェースを開いた高度なショットもこなせるため、多彩なアプローチを打ち分けたいゴルファーにピッタリです。
平均スコア80〜90台でショートゲームをさらに磨きたい人には強い武器になるでしょう。
クラブにこだわりたいゴルファー
国内職人の手による高品質な作り、調整可能なウェイトビス、美しいサテン仕上げなど、所有欲を満たす要素も十分です。
他人とは違うこだわりの一本をバッグに入れたいゴルファーにもおすすめできます。
逆に、ゴルフを始めたばかりの超ビギナーでまだフルショットもおぼつかない方には、価格面も含めてオーバースペックかもしれません。
ある程度ショートゲームの基礎が身についた段階で、このウェッジに切り替えるとその真価を発揮できるでしょう。
筆者の試打インプレッション
※筆者プロフィール:ゴルフ歴5年、平均スコア80台のアベレージゴルファー(一般男性)。
コースや練習場で実際にZ5 TOUR WEDGE(52°と58°)ノーメッキを試打しました。
まず構えた第一印象は「お、これは構えやすい!」でした。
フェース面がよく見えて安心感があり、ボールとの距離感も取りやすかったです。普段タイトリストのボーケイを使っている筆者ですが、それと比べても違和感なくすぐにアドレスに馴染めました。
グース(首の折れ)の強いウェッジだと構えづらさを感じることがありますが、Z5はリーディングエッジがまっすぐ出ておりピンに対して合わせやすかったです。
フルショットでは、そのスピン性能の高さに驚かされました。
52°でフルスイングしピッチエンドラン気味に打ったところ、キャリーの後にバックスピンがかかって明らかにボールの減速が早いです。普段使っているウェッジよりも1バウンド目でキュッと制動が効く感覚があり、グリーン奥へのオーバーを恐れずアグレッシブに狙っていけます。
打ち出し角も比較的抑えめで、低めのスピンが効いて止まるので風がある日でも使いやすそうだと感じました。
ハーフショットやピッチエンドランのような加減するアプローチでも、スピン量は安定しています。
例えば30ヤードのピッチショットでは、高めに柔らかく上げても低めに転がし気味に打っても、それぞれ適度にスピンが入って狙った距離で止めることができました。
特に抜群に感じたのはソールの抜けで、少しダフリ気味に入ってしまったかな?という当たりでもヘッドが地面で跳ねずスッと抜けてくれます。
そのおかげで多少のミスヒットでも大ケガにならず、結果的にグリーン周りで寄せワン(1パット圏内に寄せる)が増えました。「滑り過ぎるかな?」と思うほどスルッと抜けてくれるので、最初は若干戸惑いましたが、慣れると意図的にソールを滑らせてボール下に潜り込ませるような高度なテクニックも使えます。
バンカーショットも非常に楽に感じました。
58°(バウンス12°)をエクスプロージョンで試しましたが、砂が柔らかいガードバンカーでもヘッドが必要以上に潜りすぎず、程よく砂を爆発させてボールを運んでくれる印象です。フェースを思い切り開いてもリーディングエッジが浮かないため、薄めに砂をとる打ち方でもミスが出にくいです。
結果、砂の抵抗をあまり感じず「こんなに簡単でいいの?」というくらい楽にボールが上がってくれました。これはワイドソール形状の恩恵だと実感できます。
打感と音については、軟鉄らしい柔らかさの中に「カチッ」と芯のあるフィーリングで、個人的にはとても好みです。
ボールがフェースに乗る時間が長いように感じられ、スピンをかけて運ぶ操作がしやすいです。打音も高すぎず低すぎずの心地よい音で、「ジュッ」とスピンが入る音が耳に残ります。バックフェースのビスも打っている際は全く気にならず、デザイン上のアクセントといったところでしょう。
総合的な感想として、Z5ツアーウェッジは「スピンで止めたい」「抜けの良さでミスを減らしたい」というニーズに完璧に応えてくれるクラブだと感じました。
ある程度フェースにきちんと当てる技術は求められますが、それは他のどのウェッジでも同じこと。
むしろZ5は技術向上の余地を残しつつ、ミスを優しく包み込んで結果オーライにしてくれる懐の深さがあります。
筆者自身、何度か粗い当たりをしましたが、それでも結果的にピンそばに寄ってしまい「自分ってアプローチ上手くなった?」と錯覚する場面もありました。
このウェッジを使いこなせれば確実にショートゲームの武器になりますし価格を度外視しても投入する価値のある一本だと感じています。
他の人気ウェッジとの比較
Z5 TOUR WEDGEの性能や特徴をさらに際立たせるために、他の主要メーカーの人気ウェッジと比較してみましょう。
ここではユーザーから人気の高い5モデル(Titleist ボーケイSM10, TaylorMade MG5(TW Grind), Callaway OPUS SP, Cleveland RTX 6 ZipCore, Mizuno S23)をピックアップし、打感・操作性・ミスヒットの耐性・価格の観点で3段階評価(◎=優れる、○=標準、△=劣る)しました。
| ウェッジの名称 | 打感(フィール) | 操作性 | ミスヒットの耐性 | 価格 |
|---|---|---|---|---|
| タイトリスト Vokey SM10 | ○(程よい軟らかさ) | ◎(多彩なソール) | △(シビアなブレード) | ○(一般的) |
| テーラーメイド MG5 | ○(やや硬めだが良好) | ◎(TW特別グラインド) | △(上級者向け) | ○(一般的) |
| キャロウェイ OPUS SP | ○(マイルド) | ◎(5種ソール) | ○(安定性高い) | △(やや高価) |
| クリーブランド RTX 6 | ○(ややソフト) | ○(標準的) | ○(許容範囲広め) | ◎(廉価) |
| ミズノ S‐3 | ◎(鍛造と銅下メッキ) | ○(4種ソール) | ◎(芯を外しても安定) | ○(一般的) |
※上記は一般的な傾向を簡易比較したものです。実際の感じ方はシャフトや個人のスイングによって異なります。
こうして比較すると、Z5 TOUR WEDGEは「打感◎・操作性◎・寛容性○・価格△」といったバランスに位置付けられます。
他社の代表モデルではタイトリストVokeyがツアー使用率・汎用性で抜きん出ていますが、そのぶんシビアさもあり初心者には難しい面があります。
テーラーメイドMG5(特にタイガーウッズ監修モデル)は操作性は極めて高いものの、やはり上級者向けのクラブです。
キャロウェイOPUS SPは最新技術でスピンと直進性を高めたモデルですが価格が高め。
クリーブランドRTXは価格が手頃で初心者にも扱いやすい反面、突出した性能は控えめです。ミズノS‐3は打感や安定性で定評がありますが、完全なツアーモデルではなく中上級者向けの隠れGI的ウェッジです。
Z5 TOUR WEDGEはこれらと比べ、スピン性能と操作性ではトップクラスでありながら、抜けの良いソールでミスヒットにも一定の強さを持っています。唯一価格だけは他モデルより高いですが、「値段以上の性能が欲しい」というゴルファーには有力な選択肢と言えるでしょう。
ツアープロの使用例
このウェッジは実際にツアープロの使用実績もあります。
特筆すべきは、日本男子ツアーの大岩龍一プロです。大岩プロはZ5 TOUR WEDGEをバッグに入れており、2025年のカシオワールドオープンで見事ツアー初優勝を飾りました。
「幅広で厚みのあるソール形状が自分の理想通り。打感が柔らかく、スピン性能が非常に高い」と絶賛しており、軟らかい手応えと止まる球のおかげでピン攻めに自信が持てたとコメントしています。
実際その大会でも要所のアプローチでピタリと寄せるシーンが目立ち、勝利の立役者となったのがこのウェッジでした。
また、大槻智春プロもアクシスのウェッジを長年愛用している一人です。
大槻プロはツアー屈指のアプローチ巧者として知られていますが、「開いて構えてもリーディングエッジが浮かず、スクエアに置いたときも違和感のない顔つき」が気に入り、Zシリーズのウェッジを使用しています。Z5 TOUR WEDGEの開発時にも大槻プロのフィードバックが取り入れられており、フェースを開いた際の座りの良さ(刃が浮かない設計)は彼の要望から生まれたとも言われます。
事実、「これならフェースを開いても安心して打てる」と大槻プロも評価しており、難しいロブショットでもトップしづらい点を高く買っているようです。
このように、Z5ツアーウェッジはトッププロからも信頼を得ている性能を備えています。
使用プロの数自体はタイトリストやクリーブランドほど多くありませんが、実戦で結果を残したことで注目度が上がりました。プロの間では「抜群の抜けとスピン量でピンをデッドに狙えるウェッジ」として評価されており、今後契約フリーの選手などが使用を検討する可能性もあるでしょう。
一般ユーザーの口コミ・レビューまとめ
次に、実際にZ5 TOUR WEDGEを使用している一般ゴルファーの口コミをまとめてみます。
ゴルフショップの試打レビューや通販サイトのユーザーレビューなどを調査したところ、以下のような良い点・悪い点が浮かび上がってきました。
<良い口コミ・評価>
「抜けがとにかく良い」
最も多かったのはソールの滑りの良さを称賛する声です。
「多少ダフっても突っかからずスッと抜ける」「フェースを開いてもリーディングエッジが地面に付く工夫でザックリが激減した」など、芝や砂からの抜けの良さに感動するユーザーが多く見られました。
結果として「グリーン周りでのミスが減り寄せワンが増えた」という嬉しい報告もあります。
「スピンが良くかかる」
複数のレビューで「打った球がよく止まる」「低い球でもスピン量が多い」とスピン性能の高さが評価されています。
特にバンカーショットで「他のウェッジに比べてキャリーが出過ぎず、しっかりスピンで止まる」といった声もあり、スピンのおかげで距離感を合わせやすいと感じているユーザーがいます。
「打感が心地よい」
軟鉄鍛造ならではの打感に満足する意見も見られます。
「インパクトの感触が柔らかくて気持ちいい」「フェースに乗る感じが分かる」といったポジティブなコメントがあり、フィーリング面でも好評です。
「見た目はツアーモデルなのに優しさもある」
上級者向けの難しいウェッジかと思いきや「名前はツアースペックでも意外とやさしい」というギャップも評価されています。
ある100前後のスコアの方はコーチに勧められて試したところ「抜けの良さに助けられザックリ激減。高いが手放せない存在になりつつある」と高評価でした。見た目は本格派だけど使ってみると初心者にもメリットが大きい、と感じる人もいるようです。
<悪い口コミ・評価>
「価格が高い」
良い評価とセットで必ずと言っていいほど挙がるのが価格への言及です。
「性能には大満足だけど値段だけがネック」「高価なので二の足を踏んだが、思い切って購入した」など、やはり4万円前後という値段設定に躊躇する声があります。
ただし中には「ふるさと納税の返礼品でもらえて地味に嬉しい」というユニークなコメントもあり、賢く入手したユーザーもいるようです。
「易しすぎて合わない人も?」
数は多くありませんが、「ソールが滑りすぎる感覚があって自分の打ち方には合わなかった」という声も一部にありました。特に上級者で意図的にヘッドを入れてスピンを調節するようなタイプのゴルファーからは、「抜けが良すぎて球質が変わり距離感の帳尻合わせが難しい」と感じるケースもあるようです。
高度な技術を持つプレーヤーほど、慣れるまで独特の抜け感に調整が必要かもしれません。
「入手性と納期」
店舗によっては在庫がなく受注生産扱いとなるため、「注文してから届くまでに1~2ヶ月待った」という報告もあります。
試打クラブも限られるため、「気軽に試せない」「現物を見られるショップが少ない」といった意見も見受けられました。大手メーカー品と比べると流通量が少ない点はデメリットとして挙がっています。
全体的には、「値段が高いことを除けば満足度の高いウェッジ」というのがユーザーの総評のようです。
抜けの良さとスピン性能に関しては誰もが太鼓判を押しており、悪い評価は主に価格と入手面に集中していました。
このウェッジのメリット・デメリット
以上の情報を踏まえ、AXIS Z5 TOUR WEDGEのメリット(長所)・デメリット(短所)を簡潔にまとめます。
《メリット》
- 驚異的なスピン性能が得られる(高重心設計でアプローチが止まりやすい)
- ソールの抜けが抜群でザックリしにくく、多少のミスを許容してくれる
- フェースを開いてもリーディングエッジが浮かないため、ロブショットやバンカーで構えやすい
- 軟鉄鍛造の柔らかな打感でインパクトが心地よい
- 豊富なロフトバリエーション(48°~60°)でウェッジの組み合わせを最適化しやすい
- 日本製の高い品質と仕上げ(職人加工の精度、美しいサテン仕上げ)による所有満足度
- 実際にツアープロが使用・優勝実績ありで性能証明済み
《デメリット》
- 新品価格が非常に高価(約4万円)で、気軽に買い替えにくい
- 入手は基本受注生産のため時間がかかる(納期1~2ヶ月程度)
- 市場流通が少なく試打しづらい(一部店舗や試打会でしか体験できない)
- 抜けの良さゆえに距離感の調整に慣れが必要(人によっては球が滑りすぎると感じる場合も)
- シャフト硬さの選択肢が限られる(軽量スチールのS相当のみで、RやLなどは設定なし)
- メッキ仕上げで使い込むとフェースの摩耗が出る可能性(ノーメッキのような錆効果は期待できない)
メリット・デメリットを天秤にかけると、「性能優先で価格は度外視できるかどうか」が購入の分かれ目になりそうです。
ただ、ショートゲームの質を劇的に上げられるポテンシャルは魅力的で、予算に余裕があるなら是非手に取ってみたい逸品と言えます。
購入前のFAQ(よくある不安・疑問の解消)
最後に、Z5 TOUR WEDGEの購入を検討するにあたって多くの人が抱きがちな疑問や不安点をQ&A形式でまとめました。事前に気になるポイントをクリアにして、後悔のないクラブ選びに役立ててください。
- 「ツアーウェッジ」とありますが、私のような中級ゴルファーでも使いこなせますか?難しすぎませんか?
-
ご安心ください、Z5 TOUR WEDGEは名前に「ツアー」と付いていますが中級者でも扱いやすい工夫がされています。
確かにプロの要望から生まれた高性能ウェッジですが、ソールが広めで抜けやすいためザックリなどの大ミスを減らす効果が高く、結果としてアベレージゴルファーでもスコアメイクしやすい設計です。
実際、100前後のスコアのユーザーからも「優しさを感じる」との口コミがあるほどです。
ただし、より良い性能を引き出すには基本的な打ち方(ハンドファーストでしっかりボールをとらえる等)を身に付ける必要はあります。難しすぎるという心配はいりませんが、使いこなす過程でご自身の技術向上にもつながるクラブだと考えてください。 - 値段が高いのがネックです。本当にその価格に見合う価値がありますか?
-
Z5 TOUR WEDGEは確かに一般的なウェッジより高価ですが、それに見合った独自の価値があります。
まず、国産軟鉄鍛造による卓越した打感と仕上げ品質、そして他にはない高重心構造とセミワイドソールの組み合わせが生む性能は唯一無二です。
アプローチがピタッと止まる体験や、ミスショットが劇的に減る恩恵はスコアアップに直結するため、ゴルフを続けていく中で十分元が取れるでしょう。
また、予算面がどうしても気になる場合は、ふるさと納税の返礼品として入手する方法もあります。この制度を利用すれば実質的な負担を軽減できたというユーザーもいます。価格以上の価値を引き出すためにも、購入後はしっかり練習して使い倒すつもりで臨めば、長い目で見て損のない投資となるはずです。
- シャフトは重めのSばかりのようですが、非力な人や女性でも大丈夫でしょうか?
-
提供されているシャフトは「Dynamic Gold S200」「N.S.PRO 950GH (S)」「モーダス3 WG115」というラインナップで、いずれも基本的にはS相当の硬さです。
ただ、選択肢の中にあるN.S.PRO 950GHは重量約95gと軽量スチールに分類され、他の2本(DGとモーダス115は約120〜130g)に比べるとかなり扱いやすくなっています。平均的な男性ゴルファーであれば950GH装着モデルで振り切れないということはほとんどありません。
女性や非力な方の場合、現状メーカー純正ではR(レギュラー)相当の用意はありませんが、カスタム工房でリシャフトすることも可能です。
まずは一番軽い950GHシャフトで試し、それでも重いようならリシャフトで対応すると良いでしょう。ヘッド自体は抜けが良く振り抜きやすい設計なので、適切なシャフトを選べば非力な方でも十分使いこなせます。
- ロフトやバウンスの選び方が分かりません。このウェッジはどの番手がおすすめですか?
-
Z5 TOUR WEDGEは48度から60度まで2度刻みとラインナップが豊富です。基本的にはお手持ちのアイアンセットとのつながりでロフトを決めると良いでしょう(例:PWが46度なら50°+56°、PWが44度なら52°+58°など4〜6度刻みで揃える)。バウンス角はロフトによって固定(48~54°は10°、56~60°は12°)ですが、セミワイドソールのおかげで実際の抜け感は数値以上にマイルドです。
一般的な使いやすさで言えば、グリーン周り全般に対応できる52°前後と、バンカー・ロブ用の58°前後の2本体制がおすすめです。例えば「52°(10°バウンス)+ 58°(12°バウンス)」の組み合わせは、多くのシーンをカバーできます。
より細かく刻みたい上級者は50°・54°・58°の3本や48°・52°・56°・60°の4本といったセッティングも可能です。ご自身の得意距離やコース状況に合わせて柔軟に選べるのもこのウェッジの利点です。
- メッキ仕上げとのことですが、最近流行りの生仕上げ(raw)に比べてスピン性能や寿命に差はありますか?
-
ニッケルクロムメッキ仕上げは、防錆性に優れお手入れが容易というメリットがあります。
スピン性能に関しても、Z5 TOUR WEDGEは精密なCNCミーリング溝と適切な表面処理が施されているため、メッキだからスピンが落ちるという心配は不要です。実際ユーザーからも「十分スピンがかかる」との声が多数あります。
寿命(溝の摩耗)に関しては、生仕上げでもメッキ仕上げでも基本的に変わりません。どのウェッジも使い込めば溝が削れてスピン性能は徐々に低下しますが、軟鉄鍛造ゆえに研磨による溝再生(リグルーブ)などのメンテも比較的しやすいです。
Z5の場合、耐久性は一般的なウェッジと同等で特別減りやすい/持ちにくいということはありません。
むしろ錆びにくい分、見た目の美しさを長く保てるでしょう。適切にケアしながら使えば数年に渡って高い性能を維持できます。
記事のまとめ
AXIS Z5 TOUR WEDGEは、プロレベルのスピン性能とアマチュアにも嬉しい寛容さを兼ね備えた画期的なウェッジです。
高品質な国産軟鉄鍛造ヘッドに独自のセミワイドソール設計を組み合わせることで、「止まるアプローチ」と「ミスに強い抜けの良さ」を両立しています。
実際にツアープロが使用して優勝を勝ち取った実績や、多くのユーザーから寄せられる絶賛の口コミが、その性能の高さを物語っています。
もちろん決して安い買い物ではありませんが、短いアプローチ一打の精度がスコア全体を左右するゴルフにおいて、信頼できるウェッジの存在は何ものにも代え難い価値があります。
Z5 TOUR WEDGEはそんな「ここ一番で頼れる相棒」になってくれる一本でしょう。
ショートゲームに自信をつけたい方、ワンランク上のギアで周りと差をつけたい方は、ぜひ検討してみてください。
きっとグリーン周りでのパフォーマンスが劇的に向上し、あなたのスコアメイクを力強くサポートしてくれるはずです。ゴルフ仲間から「おっ?」と一目置かれる存在になるかもしれませんよ。
以上、AXIS Z5 TOUR WEDGEの魅力を余すところなくお伝えしました。
あなたのゴルフライフにとって最適な一本選びの参考になれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。
さあ、新たな武器を手に入れて、自信を持ってコースに立ちましょう!

