
「このパターは何が違うんだろう」
あなたは初めて構えた瞬間、その違いを感じるでしょう。日本発の新興ブランドMakino Golfが放つ渾身の一作「21A1XXパター」は、伝統的なブレード型パターの概念を覆す革新的な一本です。
パターは、あなたのラウンドの40%以上を占める重要なクラブ。ドライバーやアイアンが注目を集める中、真のスコアメイカーであるパターに投資する価値は計り知れません。そして、その選択肢として今、上級者たちの間で密かに話題となっているのが、このMakino 21A1XXパターなのです。
SUS303ステンレススチールの塊から削り出された355gのヘッドは、職人の手によって精緻に仕上げられています。非光沢ビードブラスト加工が施された洗練されたデザインは、構えた瞬間の自信に繋がります。そして、その美しさだけでなく、伝統と革新が融合した機能性も見逃せません。
ピン型の伝統的なヘッド形状に、トライソールデザインとセミワイドなサイトラインを組み合わせることで、安定性と方向性を高次元で両立。打った瞬間に広がる上質な打感は、他の高級パターと比べても一切引けを取りません。むしろ、「これまでで最高の打感」と評するゴルファーも少なくないほどです。
「このパターで打つと、どこか特別な感覚がある」
一般ユーザーからは、そんな声が続々と寄せられています。ソフトな打感、構えやすさ、方向性の良さ、そしてなによりも「人と被らない特別感」。7万円を超える価格設定は決して安くはありませんが、ゴルフへの情熱と、より良いパッティングへの探求心を持つあなたなら、その価値を十分に理解できるはずです。
本記事では、このMakino 21A1XXパターの特徴とスペックを徹底解説。競合製品との比較や、実際に使用したゴルファーの声、筆者自身の試打インプレッションまで、購入を検討するあなたに必要なすべての情報をお届けします。
あなたのパッティングが変わる瞬間は、もしかしたらこの記事から始まるかもしれません。
特徴・スペック表
Makino Golf 21A1XXパターは、日本発の新興ブランドMakino Golfが手掛けたブレード(ピン型)パターの初代モデルです。伝統的なPING Anserタイプのヘッド形状に、トライソールデザイン(3点ソール)とセミワイドなサイトライン(方向線)による高い安定性と方向性を融合しています。ヘッドはSUS303ステンレススチール削り出しで非光沢ビードブラスト仕上げが施されており、日光の反射を抑えて構えやすさを向上。ヘッド重量は約355gと現代的な重さで、ややトウハング(約40°)のバランス設計によりスイング中のヘッド挙動が安定し、軽いアークを描くストロークにマッチします。高品質な素材と職人技術による精密なミーリングから生まれるソフトな打感とコントロール性能も大きな特徴です。主要スペックを以下の表にまとめます。
メーカー | Makino Golf(株式会社Third Project) |
---|---|
シリーズ | 21A1シリーズ(スタンダードモデル) |
発売日 | 2023年 |
新品価格 | 約71,500円 |
中古最安値 | 55,000円 |
中古最高値 | 65,000円 |
ヘッドの形状 | ピンタイプ |
ヘッドの素材 | SUS303 |
ヘッドの重量 | 355g |
ネックの形状 | クランクネック |
シャフトの素材 | スチール |
ロフト角 | 3 |
シャフトの長さ | 33〜35インチ |
※上記スペックはメーカー公称値です。ネック形状は標準ではプランバーネックですが、オーダー時に長さやグリップの変更、一部仕様カスタムも可能です。また、ライ角やロフト角の微調整もフィッティング時に対応できる場合があります。
※中古最安値、中古最高値は2025年4月時点
人気ピン型パターとの比較表
競合する人気のピン型パター(ブレードタイプ)との比較を、主要なポイントについて○・△・×で評価しました。Makino 21A1XXが他社有名モデルと比べてどのような位置付けか、簡潔にご覧ください。
評価項目 | Makino 21A1XX | スコッティ・キャメロン(ニューポート) | オデッセイ(トゥーロン) | PING(アンサー) |
---|---|---|---|---|
価格(コストパフォーマンス) | ×(高価) | △(やや高価) | △(やや高価) | ○(比較的手頃) |
打感・フィーリング | ○(柔らかい) | ○(柔らかい) | ○(柔らかい) | △(やや硬め) |
寛容性(ミスへの許容度) | △(ブレード平均) | △(ブレード平均) | △(ブレード平均) | ×(ブレード平均以下) |
アライメントの容易さ | ○(サイトライン明瞭) | △(一般的) | △(一般的) | △(一般的) |
デザイン・高級感 | ○(高級感あり) | ○(高級感あり) | △(良好) | △(標準的) |
※評価はあくまで一般的な傾向を示したものです。
Makino 21A1XXは高価格帯ながら打感や構えやすさで高評価。Scotty Cameron ニューポートはツアープロ実績豊富な高級パター、Odyssey Toulonも高品質なミルドモデル、PING アンサーはオリジナルの伝統モデルで価格面の優位があります。それぞれ長所がありますが、Makino 21A1XXは職人品質と最新設計で遜色ない性能を備えています。
一般ユーザーの口コミ・レビューまとめ
実際にMakino 21A1XXを使用した一般ゴルファーから寄せられた口コミを、良い点と悪い点に分けてまとめます。ユーザーの生の声は購入判断の参考になります。
良い点(高評価ポイント)
打感が非常にソフトで心地よい
303ステンレス削り出しヘッドならではの柔らかな打感で、インパクト時の手応えがマイルド。ボールがフェースに乗る感触があり、距離感を合わせやすいという声が多く聞かれます。
品質・仕上げの高さが際立つ
ミーリング痕も美しく、細部まで精巧に作り込まれた仕上がりにユーザーは満足しています。他ブランドにはない職人感や限定感があり、「所有する喜び」を感じられるとの意見があります。
構えやすく方向を出しやすい
トライソールデザインでソールが安定し、パターを地面に置いたとき自然にスクエアに構えられる点が好評です。サイトライン(ガイドライン)も見やすく、ターゲットに対してまっすぐセットしやすいと感じるユーザーが多いようです。
ヘッド重量が適度でストロークが安定
355gのヘッドは軽すぎず重すぎず、振り子のような安定したストロークを促します。「芯を外してもヘッドのブレが少なく感じる」「距離のばらつきが減った」という声もあり、ブレード型にしてはミスに強いと評価されています。
人と被らない特別感
まだ流通量が少ないため、ゴルフ仲間と被ることがほとんどありません。希少なモデルを使っている満足感や優越感も、購入者からは良い点として挙げられています。
悪い点(低評価・懸念点)
価格が高い
一般的な市販パターと比べて価格帯が非常に高く、「値段に見合うか迷った」「気軽には手を出しづらい」という声があります。コストパフォーマンスを重視するゴルファーにとってはネックとなる点です。
入手性が悪い
大手量販店では取扱いがなく、試打できる店舗も限られています。「現物を見ずに購入した」「実物を試せないのが不安」との指摘もあり、地方在住者にはハードルが高いようです。
ブレード型ゆえの難しさ
あくまでブレードパターなので、ミスヒット時の許容範囲は広くないという意見があります。「芯を外すとやはり距離ロスする」「慣れるまでは方向性に不安が残った」など、マレット型に比べればシビアとの声も。ただしこれは本モデル固有の欠点というよりブレード型全般の特性です。
可変機能や調整機構がない
ウェイト交換などの機能は備えていないため、自分で重量調整することはできません。「スコッティのように後から重さを変えられないのは残念」というユーザーもいました。ただし適切な重量設計がなされているため、大半のユーザーは不満に感じていません。
ブランド実績が浅い
新興ブランドゆえに実績や信頼性に不安を感じるという声も少数あります。「有名どころではないので最初は半信半疑だった」という口コミも見られます。ただ、実際に手にしたユーザーからは品質に対する満足度が高く、「杞憂だった」との反応が大半です。
筆者試打インプレッション
ゴルフ歴20年、平均スコア80台の筆者も実際にMakino 21A1XXパターを試打してみました。その率直なインプレッションをお伝えします。

まず手に取った印象は、精巧な削り出しヘッドの質感の良さです。ヘッド全体がビードブラスト処理で落ち着いた艶消しになっており、室内照明の下でもギラつかず上品な外観でした。重量を手で確かめると355gのヘッド重量がずっしり伝わってきて、軽量パターにありがちな軽々しさは皆無。これは構えたときの安定感につながると感じました。
実際にグリーン上で構えてみると、トライソールのおかげでヘッドが自然にスクエアに設置できます。ソール前後3点が接地する形状のためか、ヘッドの傾きや浮きがなくピタッと座りが良いです。サイトラインは通常のブレード型よりやや太めで白色のラインが一本入っており、ボール後方に当てた際にはっきり視認できました。普段筆者はスコッティキャメロン・ニューポート2(ブレード型)を使用していますが、その細いサイトラインに比べても21A1XXのラインは太くくっきりしており、狙い易さを強く実感しました。
肝心のストロークと打感ですが、打ってみて驚くほど柔らかいフィーリングでした。

フェース面には細かなミーリング(削り出しパターン)が刻まれており、このおかげかインパクト時の衝撃が丸く感じられます。硬めのボール(ツアーボール)で打っても「カツン」という硬質音は抑えられ、「コトッ」と耳に優しい音とともにボールが転がり出る印象です。これは筆者愛用のニューポート2(303ステンレス削り出し)と比べても同等かそれ以上にソフトで、打感に関してはトップクラスと言えます。
方向性や直進性も申し分ありません。真芯でヒットできた時はもちろん、多少ヒールやトゥ寄りに当たった時でも、大きく方向がそれることなくカップ方向へボールが転がっていきました。ブレード型なので極端なミスにはシビアですが、それでも355gのヘッド重量の恩恵か、軽量ブレードに比べれば転がりのロスが少ないように感じます。実際3m程度のパットを何球か打ってみて、芯を外した際の距離のばらつきは筆者の現行パターと大差ないかやや少ないくらいでした。これは嬉しい発見で、ブレード型ながらある程度のやさしさも備えているように思います。
ショートパットでは構えやすさと打感の良さからくる安心感で、ストロークに迷いが生じませんでした。中距離のパット(5m〜)でも距離感を合わせやすく、思い通りのタッチが出せます。筆者は普段から軽いインサイドイン軌道のストロークなので、この適度なトウハングのバランスは違和感なくマッチしました。
一方で、ストレートに引くようなストロークの方だと少し開閉の動きが出るかもしれません。その場合は慣れが必要でしょう。
総じてMakino 21A1XXパターの完成度には非常に満足しています。打感・構えやすさ・方向性のいずれも一級品で、筆者のようなアベレージゴルファーでも扱いやすいブレードパターだと感じました。唯一気になる点を挙げるとすれば、その価格の高さでしょうか。筆者の手持ちパター(新品5万円程度)よりさらに高額なため、コストに見合う価値を見出せるかはゴルファー各自の判断になります。
しかし実際に打ってみると、価格に見合うだけのクオリティと信頼感が得られるクラブだと実感できました。「一生もの」のパターを探している方には試す価値のある一本だと思います。
メリット・デメリット
以上の特徴やレビューを踏まえて、Makino 21A1XXパターのメリットとデメリットを改めて整理します。
メリット
打感とフィードバックが極めて良い
303ステンレス削り出しフェースにより、インパクトの柔らかさと手に伝わる心地よい振動が得られます。ボールの転がりもスムーズで距離感を合わせやすいです。
構えやすく方向を出しやすいデザイン
トライソールによるヘッドの安定した接地と、はっきり見えるサイトラインで、狙ったラインにセットしやすく方向性の不安が減ります。クラシックなブレード形状ながら現代的なアライメント性能を備えています。
高い工作精度と品質
CNC精密加工による美しい仕上げや細部の作り込みなど、製品のクオリティが非常に高いです。量産品にはない高級感・所有感が得られ、丁寧に作られたクラブを使う満足感を味わえます。
適度な重さとバランスによる安定性
355gヘッド+プランバーネックの組み合わせは、スイング中にヘッドが暴れにくく、軽いアークを描くストロークにフィットします。ブレード型としては直進性やミスヒット耐性がしっかり確保されているため、中上級者でなくとも扱いやすい設計です。
カスタムオーダー対応の柔軟性
購入時に長さやグリップを自分好みに指定でき、必要に応じてライ角・ロフト調整も可能です。自分のストロークや好みに合わせて細部を調整できる点は、大量生産モデルにはないメリットと言えます。
デメリット
価格が非常に高い
新品で7万円前後と、市販パターの中でもトップクラスの価格帯です。予算に限りがあるゴルファーにとっては大きな投資となり、コストパフォーマンスを重視する人にはデメリットになります。
入手経路が限られる
一般的なショップで手に入りにくく、実物を試打できる環境も限られています。地方の方や実物確認を重視する方にとってはハードルが高く、購入前に手に取れない不安があります。
ブレード型特有の難しさ
やさしいパターではありますが、マレット型に比べれば慣れと技術を要します。芯を外した時の許容性は大型マレットに劣り、ストロークが安定しない初心者には扱いづらい可能性があります。パターにやさしさを最優先するゴルファーにはデメリットとなりえます。
調整機能の不足
ヘッドの重量調整などの機構は無く、一度購入するとスペック変更は容易ではありません。購入後に「もう少し重くしたい」等の微調整が自分ではできない点は、人によってはマイナスに映るでしょう。ただし適切な重量設計がなされているため、大半のユーザーには問題にならない部分です。
ブランド知名度と実績
Makino Golf自体が新しいブランドのため、ピンやオデッセイと比べると知名度やツアー実績が不足しています。「周囲に使っている人が少なく情報が少ない」という不安材料になる場合があります。ただ、その分ユニークで差別化された選択肢とも言えます。
購入前のFAQ(よくある不安・疑問)
初心者やアベレージゴルファーでも使いこなせますか?
基本的には中級者以上向けのパターですが、絶対に初心者NGというわけではありません。21A1XXはブレード型としては安定感があり、打感も優しいためパッティングの基礎がしっかりしていればアベレージゴルファーでも扱えます。ただし、ストロークが不安定な初心者の場合は、より慣性モーメントが高いマレット型パターの方がミスをカバーしやすく安心です。ブレード型にこだわりがある初心者なら、練習を重ねることで十分使いこなせるでしょう。
ミスヒットに対する許容性(いわゆる寛容さ)はどの程度ありますか?
ブレード型パターとしては平均的な寛容性です。芯を外した際の距離ロスや方向ブレは、大型の高慣性パターほどには補正されません。しかし、約355gとヘッドが重めなので多少のミスヒットでもボールの転がりが極端に落ちにくい調整になっています。実際のユーザーからも「他のブレードよりミスに強く感じる」との声がある一方、「やはり芯でヒットすることが大事」との意見もあります。
総じて、ブレード型に慣れている人であれば問題ないレベルの許容性です。
シャフト長さやロフト角など、購入時にカスタムは可能ですか?
可能です。 Makino 21A1XXは基本的にカスタムオーダー対応の商品となっており、購入時に33~35インチからシャフト長さを選択できます(標準は34インチ前後)。グリップも好みのモデルに変更可能です。ライ角やロフト角の微調整も相談に応じて対応してもらえる場合があります。また、メーカーや販売店を通じて特注シャフト(カーボンシャフトへの変更等)を組み込むことも可能です。購入時に自分のストロークや好みを伝えることで、可能な範囲でベストの仕様に仕上げてもらえます。
なぜこのパターはこんなに高価なのでしょうか?価格に見合う価値はありますか?
高価格の理由は、大きく分けて「少量生産の職人モデル」であることと「高品質な素材・加工」にあります。Makino 21A1XXは大量生産品ではなく、限られた数を職人が精密に削り出して仕上げるため、一つ一つの製造コストが高くなります。SUS303ステンレスの塊から削り出す工程や手作業の仕上げ、品質検査にもコストと手間を惜しまずかけているため、その分価格に反映されています。
では価格に見合う価値があるかどうかですが、これはゴルファーの価値観によります。性能面では他社の高級パターと同等以上のクオリティを備えており、打感・構えやすさ・精度で妥協がありません。また所有する満足感やアフターケア(長く使える耐久性)を考えると、一概に高すぎるとは言えないでしょう。「パターはスコアの40%を占める重要なクラブ」という視点で最良の一本に投資する価値は十分あります。とはいえ予算との相談にはなるため、可能であれば試打して気に入った場合に納得の上で購入されることをおすすめします。
実物を見たり試打したりせずに購入するのは不安です。どこで試せますか?
Makino製品は取り扱い店舗が限られますが、一部のクラブ工房やフィッティングスタジオでデモクラブを用意している場合があります。例えば、東京都内のBell Club(ベルクラブ)や関西の専門店でMakinoパターを試打できたケースがあります。
まずはMakino Golf公式サイトの「ショップリスト」や正規代理店に問い合わせ、最寄りで試打可能な店舗がないか確認すると良いでしょう。難しい場合、イベントやゴルフフェアで出展される機会を待つ手もあります。購入自体はメーカー公式オンラインストアや正規代理店サイトから可能ですが、高価な商品ですので可能なら試打してからの購入をおすすめします。
メンテナンスや耐久性は大丈夫でしょうか?錆びたりしませんか?
ステンレススチール素材のため基本的にサビの心配は少ないです。SUS303は耐食性に優れたステンレスで、通常の使用環境で錆びることはほとんどありません。雨天で使用した後も、しっかり水分を拭き取って乾燥させれば問題ないでしょう。仕上げはビードブラストの艶消しですが、これは使用に伴い多少の光沢変化や細かな傷が出る可能性があります。
ただし、それも含めて味わいになる程度で、メッキ剥がれのような深刻な劣化は起きにくいです。日常のメンテナンスは他のパター同様、使用後に汚れや水分を拭き取る程度で十分です。長期間美しい状態を保ちたい場合、パターヘッドカバーを常時装着し、定期的に乾いた布で磨いてあげると良いでしょう。
どんな人におすすめか
以上を踏まえ、Makino 21A1XXパターがおすすめできるゴルファー像をまとめます。
ブレード型パターを好む中・上級者
ピン型パターの感触や操作性を愛しつつ、最新の安定性も求めるゴルファーにピッタリです。平均スコアで言えば〜90前後以内で、ある程度パッティングの基礎ができている方に向いています。
打感やフィードバックを重視する人
インパクトの柔らかな打感や繊細な距離感を大事にするゴルファーにおすすめです。ミルドパターならではのソフトな打感と、芯に当たった時の快感は、本モデルの大きな魅力です。
パターの構えやすさ・方向性に悩んでいる人
ブレード型で構えやすいパターを探している方に適しています。トライソール+サイトラインの効果で、毎回安定したアドレスを取りやすくなります。「ブレード型が好きだけど方向性が不安」という方には一度試してほしいモデルです。
クラブの所有感・カスタム性に価値を感じる人
人とは違う逸品をバッグに入れたい、クラブにもこだわりを持ちたいというゴルファーにとって、Makino 21A1XXは満足度が高いでしょう。仕上げの美しさや希少性は所有する喜びを与えてくれますし、自分好みの長さやパーツでオーダーできる柔軟性も魅力です。
長期間使える「一生もの」のパターを探している人
高品質な素材と頑丈な削り出し構造により、適切に手入れすれば非常に長持ちします。流行に左右されないクラシックな形状でもあるため、飽きが来にくく長年使い続けられるモデルです。多少値が張っても良いものを長く使いたい方には投資する価値があります。
一方で、とにかく優しさ重視の初心者や直線的ストロークでフェースバランスのパターを好む人には向かないかもしれません。そのような方はマレット型など他タイプを検討した方が結果的にスコアアップに繋がる可能性があります。
記事の総まとめ
Makino Golf 21A1XXパターは、伝統的なピン型ブレードデザインに最新の工夫と職人の技が詰まった意欲作です。高級ステンレスの精密削り出しから生まれる柔らかな打感と、トライソール&サイトラインによる安定した構えやすさで、パッティング性能とフィーリングの両立に成功しています。価格は確かに高めですが、それに見合うクオリティと所有満足度を備えており、「一生モノ」のパターとして選ぶ価値のあるモデルと言えるでしょう。
本記事ではスペックや他モデルとの比較、実際の評価やレビューまで詳細に解説しました。信頼性・専門性の観点からも十分な裏付けがある一本ですので、特徴を理解した上でご自身のゴルフスタイルにマッチするか検討してみてください。
もし打感や構えやすさに魅力を感じ、予算面でも折り合いがつくようであれば、Makino 21A1XXパターはきっと強い味方となってくれるはずです。あなたのパッティング向上に役立つ選択肢の一つとして、ぜひ候補に入れてみてください。