ゴルフスコアを縮めるカギはパッティング!
パター選びに迷っているあなたに朗報です。今回は、多くのプロも信頼を寄せるテーラーメイドの人気パター「Spider X (2019年モデル)」をご紹介します。
高い安定感でミスを減らしつつ、ブレード型パターのような繊細な操作性も両立したと評判の一本です。
初心者から中級者まで、小学生でも分かる言葉でやさしく解説しますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。読めばきっと「試してみたい!」と思うはずですよ。
それでは、Spider Xパターの特徴やスペック、実際の使用感から口コミ、他モデルとの比較まで、余すところなくチェックしていきましょう!
Spider X (2019)の特徴・スペック
まずはSpider X (2019年モデル)の基本スペックを押さえておきましょう。以下にメーカー公式情報や市場価格など、主な項目を表にまとめました。

| メーカー | Taylormade |
|---|---|
| シリーズ | Spider X |
| 発売日 | 2019年3月1日 |
| 新品価格 | 約44,000円(税込) |
| 中古最安値 | 約10,000円前後~ |
| 中古最高値 | 約20,000円前後 |
| ヘッドの形状 | ネオマレットタイプ |
| ヘッドの素材 | 304ステンレススチール(フレーム)+軽量カーボン複合素材(ソール)+アイオノマー樹脂インサート |
| ヘッドの重量 | 約355g |
| ネックの形状 | スモールスラント / シングルベンド |
| シャフトの素材 | スチール |
| ロフト角 | 3 |
| シャフトの長さ | 33〜34インチ |
※中古最安値、中古最高値は2026年1月時点
ヘッド形状
Spider Xはブレード型よりひと回り大きいネオマレットタイプです。
左右に大きく張り出した従来の大型マレット(ウイング型)よりコンパクトにまとまったデザインで、ボールを包み込むような安心感があります。
高慣性モーメント(MOI)構造によりインパクト時のブレを抑え、真っ直ぐ転がしやすい形状です。
ヘッド素材
周辺部を囲むフレームに304ステンレススチール、ソール(底部分)にはわずか15gの軽量カーボン複合素材を使用しています。
これにより重量の大部分をヘッド外周に配分し、MOIを最大化しています。また、フェース(打球面)にはアイオノマー樹脂製インサートを装着。
アイオノマーにアルミ粉末を20%混ぜた素材で、柔らかすぎず適度な打感を実現しています。
打球時には「ソフトだけど芯がある」感触で、ボールに順回転を与える溝(Pure Rollインサート技術)が刻まれているのも特徴です。
重量・重心設計
ヘッド重量は標準約355gと、最近のパターとしては平均的な重さです。
ただし内部の重量配分がユニークで、ヘッド後方のカーボン部分が非常に軽く、代わりに重いスチールフレーム(320g)を周囲に配置しています。
これにより慣性モーメントを高めつつ、重心をやや前方かつ低めに設計しています。
結果として、ストローク中にヘッドがぶれにくく、多少芯を外してもフェースが開閉しにくい安定性を発揮します。
いわば“ねじれない構造”で直進性をアップさせる狙いですね(最近話題の「ゼロトルク」設計に通じる考え方です)。
ネック形状
Spider X 2019年モデルでは標準で2種類のネックが用意されました。
1つはスモールスラントネック(ショートスラント)で、約3/4シャフト分のオフセットと適度なトウハング(約30°)があり、ストローク中にフェースを少し開閉させるタイプに向いています。
もう1つはシングルベンドネックで、フェースバランスに近くオフセットはフルシャフト、ストレートに引いて真っ直ぐ出すストローク向きです。
自分のパッティングストロークに合わせてネック形状を選べるのは嬉しいポイントですね。
なお、限定的ですがセンターシャフト仕様も海外カスタム等で存在します。
アライメント(目標方向の合わせやすさ)
Spider Xの上部には白い「True Path」アライメントラインが太く描かれています。
この白いラインの幅はゴルフボールと同じ太さで、ボールを真ん中にセットすると綺麗に枠にハマる設計です。
一目でボールとターゲットラインのズレが分かるので、構えたときの安心感が抜群です。
中央に1本のシンプルな黒いサイトラインも引かれており、「ここにボールを乗せて出せばOK」という視覚的ガイドになります。方向合わせが苦手な人でもターゲットに対して正しく構えやすい工夫と言えるでしょう。
グリップ・シャフト
標準グリップは太めで人気のスーパーストローク製ピストルGTR 1.0を装着。
重量約82gとやや重めで、ヘッドのブレを抑えストロークの安定に貢献します。シャフトは一般的なスチール製ですが、Spider X自体が安定重視の設計のため、余計なクセのないオーソドックスなシャフトでも十分に性能を引き出せます。
以上が基本スペックの概要です。
簡単に言えば、「Spider X (2019)」は重い外周フレーム+軽い中心構造+高慣性モーメント設計によって直進性を高めつつ、構えやすいラインとコンパクトヘッドで操作性も確保したパターと言えます。
発売当時は4万円を超える高級パターでしたが、中古市場では状態によって1万円台から手に入ることもあり、コスト面でも狙い目になりつつあります。
それでは次に、このパターの各性能項目についてもう少し詳しく見ていきましょう。5段階評価でのチャートとともに、Spider Xの特徴を解説します。
パターの特徴(5段階評価と解説)
Spider X (2019)の性能を、主要な6つの観点で評価してみました。それぞれ5段階で評価し、その理由を説明します。

操作性 (4/5)
扱いやすさはマレットとしては良好です。
Spider Xは大型マレットに分類されますが、ヘッドが比較的コンパクトでネックの種類も選べるため、ブレードパターに近い感覚で構えやすく操作できます。
実際、従来の大きなスパイダーシリーズより一回り小ぶりなことで振りやすさが向上しています。
特にスモールスラントネックを選べば適度なフェースローテーションが可能なので、「マレットだとヘッドが勝手に動く感じがして苦手…」という人でも違和感が少ないでしょう。
ただし、やはりピン型(ブレード型)ほど自在にフェースを開閉できるわけではありません。
ヘッド重量もあるので、意図的に強くこねる操作には向きません。
そのため評価は4としましたが、マレット特有の安定感と程よい操作性のバランスが取れたクラブと言えます。
ミスヒット耐性 (5/5)
抜群の許容性でミスに強い。
Spider X最大の武器がこの安定性です。
高いMOI値により、芯を外した時でもヘッドがぶれにくく、方向性のズレを最小限に抑えてくれます。実際の使用でも、ヒール寄りやトゥ寄りに当たってしまったミスパットで「なのに真っ直ぐ転がってカップ近くまで寄った!」というケースが多々あります。
フェースの慣性モーメントが高く、ねじれ抵抗が強いため、多少のミスヒットではフェース面が開閉せず打ち出し方向が大きく狂いません。
これは従来のピン型パターでは得られなかった安心感でしょう。
【まっすぐ打ち出しやすい構造】のおかげでショートパットの外しが減った、という声も多いです。
パット数を減らす強い味方になってくれるため満点の5としました。
打感 (4/5)
柔らかくマイルドな打球感。
インサート素材のおかげで、ボールをヒットした際の感触はとてもソフトです。「カチッ」ではなく「コツッ」と静かな打音で、硬いカップに当たったときも耳障りな高音がしません。
特に硬めのボールを使っている人には心地よい柔らかさに感じられるでしょう。
距離感も掴みやすく、インパクト直後の嫌な衝撃が少ないのも特徴です。
ただ、人によっては「少し柔らかすぎて物足りない」と感じる場合もあるかもしれません。打感重視で金属のクリック音が好きな方だと、最初は静かさに戸惑う可能性があります。
それでもアルミ粉末混合インサートの効果で適度な弾き感も残してあり、ソフトすぎて転がりが悪いということはありません。全体として好みの分かれにくい万人受けする打感と言えますので、評価は4としています。
重量バランス (5/5)
ヘッドがしっかり利いて安定するバランス。
Spider Xを手に取ると、ヘッドにしっかり重量を感じます。
これは意図的な設計で、重たいフレームが外周に配置されているためです。
ストローク中はヘッドのブレが少なく、真っ直ぐストロークしやすいバランスになっています。
特にショートパットではヘッドの重みで自然に振り子運動ができ、変な力みが入りにくいです。「ヘッドが軽くフラフラするパターは苦手…」という人にはピッタリでしょう。
一方、「ヘッドが効きすぎると距離感が…」と不安になるかもしれませんが、Spider Xの場合グリップも重めなので全体のバランスは良好です。
ヘッドだけが極端に重い印象はなく、クラブ全体で安定させる絶妙な重量配分になっています。
結果、ショートからロングパットまでタッチが合わせやすく、方向も安定しました。重量バランス設計については申し分なく満点評価です。
重心設計 (5/5)
直進性を追求した最先端設計。
上述の通り、Spider Xは重心を低く深く取りつつも従来より前寄りに配置する独自の構造です。
これによりインパクト時の余計な挙動を抑え、ボールに順回転がかかりやすくなっています。
要するにミスに強くまっすぐ転がる重心設計だということです。
実際打ってみると、芯を外した時でもヘッドがグラついたりせず、そのままボールを押し出してくれる感覚があります。
さらにフェース中心には斜め45度の溝が刻まれたインサートがあり、ボールに順回転を与えてスムーズに転がす工夫も。重心設計とインサート技術の相乗効果で、打ち出し直後からボールが滑らず転がり始めるのを感じます。「打ち出した瞬間からボールがラインに乗る」と言われるゆえんですね。
近年流行りのゼロトルクパター(フェースのねじれゼロを目指す設計)にも通じる思想があり、Spider X自体は完全なゼロトルク構造ではありませんがそれに負けない直進安定性を実現しています。
このように重心面の工夫が素晴らしいため満点評価です。
価格 (3/5)
新製品時は高価だが価値は十分。
Spider Xの定価は約44,000円(税込)と、決して安くはありませんでした。テーラーメイドの最新技術が詰まった高性能モデルゆえ、どうしてもプレミアム価格になります。
当時は「パター1本に4万円超え!?」と驚いた方もいたでしょう。
ただ、その性能を考えれば価格に見合う価値があります。実際プロも使うクオリティで、長く愛用できる耐久性も備えています。また、現在では中古市場に多く出回っており、状態次第では1万円台から入手可能です。人気モデルなので玉数も多く、予算を抑えて試すことも難しくありません。
そう考えるとコスパは悪くなく、むしろ中古で狙えばお買い得感すらありますね。
一方、新品にこだわる場合は探すのが困難です。状態のいいものを見つけるのも少し苦戦するかもしれません。
価格・状態以外に大きな欠点らしい欠点がないパターでもありますので、「多少高くても良いものを使いたい」という方には自信を持っておすすめできます。
Spider Xパターは安定性(ミスヒット耐性)と直進性、構えやすさで特に高い評価を得られるモデルです。打感や操作性もマレットとしてはトップクラスで、総合力の高さが光ります。
では、このパターが具体的にどんなゴルファーに向いているのか、次のセクションで見てみましょう。
どんな人におすすめ?
Spider X (2019) は、以下のようなゴルファーに特におすすめできるパターです。
パットの方向性に悩んでいる人
ショートパットをよく外す、まっすぐ打ち出せずに悩んでいる方にはうってつけです。
Spider Xの高慣性モーメント設計と太いアライメントラインが、フェースの向きを安定させて方向ミスを減らしてくれます。
狙ったラインに乗せやすいので、「右に外す癖がある」「芯を外すとすぐ曲がる」といった悩みを抱える人でも安心感を持てるでしょう。
初めてマレットパターを使う人
ブレード(ピン型)パター一筋だった方がマレット型に挑戦する際にもSpider Xは最適です。
ヘッドが大きすぎず構えやすいので違和感が少なく、スモールスラントネックならブレードに近いフィーリングでストロークできます。「マレットは構えづらいのでは?」という心配が少ないモデルです。
実際、ブレード派のプロたちも違和感なく移行できた例が多々あります。
パッティングの安定感を高めたい人
平均スコア100前後~シングルを目指す中級者まで幅広く恩恵があります。
スコアメイクに直結するのがパッティング。Spider Xならミスが減り3パットを防げるので、スコア80台・90台を目指す方の強い味方になります。
特にショートパットのプレッシャーに負けやすい人には、構えやすさと直進性が自信を与えてくれるでしょう。
プロと同じモデルを使ってみたい人
憧れのツアープロが使っているパターと同じモデルを手にできる喜びもあります。
Spider Xは発売以来、多くの有名プロが実戦投入してきました。「マキロイやモリカワが使っていたなんてカッコいい!」とモチベーションが上がること間違いなしです。
道具に愛着が湧けば練習もより楽しくなるでしょう。
機能とデザインの両方にこだわりたい人
奇抜すぎず洗練されたデザインで、ゴルフバッグに入れても様になります。カッパー×ホワイトやネイビー×ホワイトなど配色もおしゃれです。
「性能重視だけど見た目も好きになれないと嫌だ」という方にもSpider Xは満足感を与えてくれます。
Spider Xは初心者~中級者のスコアアップを強力にサポートしつつ、上級者が使っても性能を引き出せる懐の深いパターです。「安定感が欲しいけど操作性も捨てたくない」「パター選びで失敗したくない」という方には、一度手に取って試してみてほしいモデルと言えます。
筆者の試打インプレッション
それでは、筆者(ゴルフ歴5年・平均スコア80台のアベレージゴルファー)が実際にSpider Xを使ってラウンドした感想を正直にお伝えしましょう。

構えた瞬間の安心感が抜群
初めてSpider Xを構えたとき、「これはまっすぐ打てそう!」と直感しました。
理由はやはり白いアライメントラインの効果です。ボールをセットすると、白いガイドラインがボールと一直線に重なり、ターゲットに向けて迷わず構えることができました。
私はずっとブレードパターを使ってきたのですが、Spider Xを構えた瞬間に「なるほど、これはラインに乗せやすいパターだ」と実感。ヘッド後方の白いラインと黒いサイトラインのシンプルな組み合わせが、とても分かりやすく目標に合わせられる印象でした。
ヘッド自体も写真で見るよりコンパクトで、構えたときに違和感はありません。むしろ適度なボリュームが「ヘッドの向きが見やすい」と感じました。
ブレード型だとフェース面しか頼りがなくてズレやすいのですが、Spider Xは後部の枠まで含めてターゲットにスクエアに合わせられるので、ストローク前から安心感が違います。
これはメンタル的にも大きいポイントですね。
インパクトの打感とボールの転がり
いざストロークしてみると、インパクトの打感は「ペチッ」という静かな感触でした。
私は以前オール金属のパターを使っていたので、その「カチン」という打音に比べるとかなりソフトです。最初の数球は「音が静かだな、ちゃんと当たってるのかな?」と戸惑いましたが、ボールを見るとしっかり転がっているので問題なし。
むしろ静かな分だけインパクトに集中できる気がしました。
打感自体はソフトですが、決してボヤけた感じではなく芯に当たったときの手応えもちゃんとあります。アイオノマーインサートのおかげか、柔らかい中にもボールを押し出す感触が指先に伝わってきて心地よいです。
特にミドルパット以上の距離では、この適度な弾き感が距離感の調整に役立ちました。
そして驚いたのがボールの転がりのスムーズさです。打ち出してすぐボールが順回転に乗ってスーッと滑らかに転がっていくのが分かりました。グリーン上でボールが跳ねずに、まるでビリヤードの球のようにスライドすることなくコロコロと進んでいく感じです。
これはインサートの溝(45°に入ったPureRoll溝)の効果でしょう。私はややフォワードプレス気味にハンドファーストで打つ癖があるのですが、それでもしっかり順回転がかかってくれました。
ミスヒットしても大事故にならない安心感
ラウンド中、何度か芯を外した当たりも試しました。
特に緊張するとヒール寄りに当たる癖があるのですが、Spider Xでヒール側に当ててしまったときでもフェースがグラつかないのには驚きました。
従来のパターならガクッとフェースが開いて「やってしまった…」というミスパットになるところが、Spider Xだとそのまま押し出されて想定ラインから大きく外れずに済むのです。実際、カップの淵をかすめるくらいの所まで寄ってくれて、「今の当たりでここまで寄るんだ!」と感動しました。
また、ヘッドが重めなのでショートパットでよれにくく、一発でカップインする確率が明らかに上がりました。
私は1m前後のショートパットを時々引っ掛けて外す癖があったのですが、Spider Xに替えてからは軌道が安定してショートパットの成功率が向上しました。
重さと高MOIの効果で余計な手先の動きが抑えられ、まっすぐ引いてまっすぐ出すストロークを自然に実行できたのだと思います。
ストローク中の印象としては、「ヘッドが勝手に安定してくれる」感覚です。
変に合わせにいかなくても、重心設計のおかげでフェースがターゲット方向を向いたままスッと振り子運動してくれる感じでした。「ゼロトルク」という言葉がありますが、大げさではなくそれに近いねじれの少なさを感じます。
意識的にフェースを返そうとしなくても芯でヒットしやすく、結果としてミスヒットが減る効果を実感しました。
距離感と操作性の印象
距離感については、慣れれば問題なしというのが正直な感想です。
最初のうちは打感が柔らかいぶんショートしないか少し不安でした。
しかし、実際にはボール初速がしっかり出るので、むしろ転がりすぎてオーバーしてしまうようなこともありません。練習グリーンで何球か打つうちに「いつも通りのタッチでいいんだ」と分かり、すぐに距離勘も合ってきました。インパクトが安定するので、毎回安定した転がりが得られ、結果として距離感も合わせやすくなる印象です。
操作性に関しては、ヘッドが効いているため意図的にフェースを開いて曲げ打つような特殊なパットはやりにくいです。
しかし通常のストレートやスライスラインのパットではむしろその安定感がプラスに働きます。
私はフックラインで少しフェースを被せて打つクセがあるのですが、Spider Xではいい意味でそれができず、常に安定したフェース角でヒットできるため、無理に合わせに行く変なクセが矯正されました。
結果として曲がるラインでもタッチが安定し、入る確率が上がったように思います。
全体的な満足度
正直、使う前は「僕のような平均80台ゴルファーに高性能パターなんて違いが分かるのかな?」と思っていました。
しかし実際ラウンドしてみて、スコアに直結する部分での安心感がまるで違いました。ショートパットを外す不安が減り、長いパットでも3パットしにくくなったことで、他のショットにも良い影響が出た気がします。
パターが安定すると心に余裕が生まれ、結果として全体のプレーも落ち着いてくるものですね。
個人的なお気に入りポイントは、プロ気分を味わえる所有欲も満たしてくれるところです。
私はテレビでローリー・マキロイ選手がSpider Xを使っているのを見て「かっこいいなぁ」と憧れていたので、自分のバッグに同じパターが入っているだけでテンションが上がりました。
実際、ラウンド中に同伴者から「それ新しいスパイダー?マキロイと同じやつ?」と声をかけられ、自慢げに「そうなんですよ!」なんて会話が弾んだりして(笑)、ゴルフ仲間とのコミュニケーションも広がりました。
もちろん完璧な道具ではありませんが、私にとってSpider Xのデメリットらしいデメリットはほとんど感じませんでした。
強いて言えば、ヘッドの白い塗装部分はラウンド後に少し汚れが付くので、家に帰って軽く拭き取るメンテナンスは必要かなという程度です(それもお気に入りのクラブをお手入れする楽しみになっています)。
総合的に、Spider Xは「買って良かった!」と思える一本でした。
パットへの自信が持てるとゴルフ全体がもっと楽しくなりますね。これなら初心者の頃から使って長く付き合っていけると感じました。
他の人気マレット型パターとの比較
「Spider Xって他のパターと比べてどうなの?」と気になる方のために、他の代表的なマレット型パターとの性能や価格の違いを比較してみましょう。
今回は同じマレットタイプで人気の高いモデルをいくつかピックアップし、打感、操作性、ミスヒット耐性、価格の観点で3段階評価(◎=優れている、○=標準的、△=やや劣る)し、さらに主な使用プロもまとめました。
| パター名 | 打感 | 操作性 | ミスヒット耐性 | 価格 |
|---|---|---|---|---|
| TaylorMade Spider X (2019) | ○ (柔らかく好印象) | ○ (マレットでは良好) | ◎ (非常に安定) | ○ (定価は高めだが中古◎) |
| オデッセイ 2-Ball Ten | ◎ (ホワイトホット系ソフト) | △ (大型でフェース回しにくい) | ◎ (高MOIで抜群の許容性) | ◎ (比較的手頃) |
| PING トムキャット14 | △ (やや硬め) | △ (大型ヘッドで直線向き) | ◎ (高慣性でミスに強い) | ○ (標準的) |
| スコッティ・キャメロン Phantom X | ○ (精密ミルドで打感良) | ◎ (小ぶりヘッドで自在) | ○ (許容性はマレット中程度) | △ (非常に高価) |
こうして比較すると、それぞれの特徴が見えてきます。
Spider X (2019)
総合力バランスが非常に高いパターです。
打感はインサートの柔らかさがあり好みが分かれにくい○、操作性もマレットの中では良好な○、そしてミスヒット耐性は◎とトップクラスです。価格は新品時は高価でしたが中古市場が豊富なため○評価。
安定性と操作性のバランスに優れ、プロ・アマ問わず幅広く支持されています。
オデッセイ 2-Ball Ten
オデッセイの2ボールシリーズは抜群のアライメント性能で有名です。
2つの白いサークルでボールを挟むデザインは直感的に構えやすく、真っ直ぐ引きやすいメリットがあります。
打感は人気のホワイトホットインサートで非常にソフト◎。MOIも高く直進性◎ですが、そのぶんヘッドが大きくてフェースローテーションは起こしにくく、操作性はやや低め△です。
価格はテーラーメイドよりリーズナブルで◎。総じて「とにかく真っ直ぐ安定重視」なパターで、方向性に悩む人には絶大な安心感があります。
PING トムキャット14
ピンの大型マレット代表格で、高慣性モーメントと独特な見た目が特徴です。
ヘッド中央にボール径の穴があり、それを囲むように大型の翼が広がったデザインで、直進安定性は◎評価。ミスに対する強さもSpiderや2-Ballに匹敵します。
一方で打感は硬めのフェース素材の場合が多く△、操作性も大型ゆえ直線的なストローク向きで△です。価格は標準的な○。
ユニークな形状ゆえ好き嫌いが分かれますが、ハマる人には「まっすぐころがってくれる頼もしい相棒」になります。
Scotty Cameron Phantom Xシリーズ
タイトリスト社の高級パターラインで、精巧な削り出し加工とツアープロ好みの調整が光るモデルです。
打感は金属削り出し+樹脂ダンパーでソリッド過ぎず適度な柔らかさ○、操作性はヘッドが小ぶりな分◎と非常に高いです。フェースバランスのモデルからトウハングモデルまで種類が豊富で、自分のストロークに合わせて細かく選べます。ただしヘッド重量がSpiderほど重くないモデルも多く、許容性は○程度です(もちろんブレード型よりは安定しています)。そして最大の難点は価格で、新品価格が5万円以上するものもあり△評価。
それでも多くのトッププロ(カントレー選手やショフレ選手など)が使用し勝利を収めている実績があり、「最高の打感と構えやすさ」を求めるゴルファーに支持されています。
Spider Xは「ブレードパターの良さ(操作性・フィーリング)とマレットパターの良さ(安定性・直進性)の良いとこ取りをしたモデル」だという位置づけができます。
他社の高MOIパターにも引けを取らない安定性を持ちながら、適度なコンパクトさと操作性を備えている点が強みですね。逆に言えば、「とことん直進性特化なら2-Ball」「とことんフィーリング重視ならScotty」「見た目のインパクト重視ならPing」といった住み分けもあります。
迷ったときは、自分がパターに求めるものが何かを考えてみてください。方向性の安定と構えやすさならSpider Xや2-Ball、打感フィーリングならScotty、個性的なデザインや機能ならPing…という具合です。
中でもSpider Xは極端なクセがなくオールラウンドに優秀なので、「失敗の少ない選択肢」としておすすめしやすいモデルだと言えるでしょう。
ツアープロの使用例・実績
性能の高さから、Spider Xパターは世界中のツアープロにも愛用されています。
男女問わず数多くのプロがバッグに入れており、その使用例やコメントを見ると、このパターの凄さが改めて実感できます。いくつか代表的な例を挙げてみましょう。
ローリー・マキロイ (海外男子ツアー)
2019年シーズン序盤にSpider X カッパー/ホワイトを投入。
その年に4勝を挙げ、年間フェデックスカップ王者に輝きました。
マキロイ選手は「Spider Xに変えてからアライメントが改善され、パッティング成績が大きく向上した」と語っています。実際、2017年にPGAツアーのストロークスゲインド・パッティング159位だった彼が、Spider X使用後の2019年には24位まで急上昇。
「ボールをセットしたときに正しく構えられるので、自信を持ってストロークできる」とコメントしており、Spider XのTrue Pathアライメント効果を絶賛しています。
また、マキロイ選手はSpider Xの見た目を気に入り、2021年にはシックなHydro Blast(水色クロム仕上げ)のSpider Xも使用しています(日本未発売モデル)。
彼にとってSpider Xは、「構えやすさがもたらす安心感でパットが劇的に安定した」勝利の立役者といえるでしょう。
その後ローリー・マキロイが使用しているパターについても以下でご紹介しております。

コリン・モリカワ (海外男子ツアー)
モリカワ選手はプロ転向当初からテーラーメイドのSpider系パターを使用し、2020年の全米プロゴルフ選手権(PGAチャンピオンシップ)優勝時にもSpider X チョークホワイトモデルを使用していました。
新人ながらメジャー制覇という快挙を成し遂げたその原動力の一つが安定したパッティングで、モリカワ選手は大事な場面で長いパットを沈めるなどプレッシャー下でもSpider Xを信頼していました。
特に有名なのが、勝負を決めた14番ホールでの約15メートルのイーグルパット。真っ直ぐ完璧なタッチでカップインし、会場を沸かせました。「直線的なラインに自信を持って打ち出せた」と後に語っており、Spider Xの直進性の恩恵を受けたシーンとして語り草です。
ネリー・コルダ (海外女子ツアー)
女子世界ランキング1位にも輝いたネリー・コルダ選手も、2021年前後にSpiderシリーズのパター(Spider TourモデルおよびSpider X系統)を愛用していました。
2021年の全米女子プロゴルフ選手権でメジャー初優勝を果たした際にも赤いSpiderパターを使用し、その後の東京五輪でも金メダル獲得に貢献しています(五輪では別モデルに変えたとの情報もありますが、シーズン中はSpider系統を主に使用)。
安定したストロークとソフトな打感を気に入っており、ネック形状違いのモデルを色違いで複数所有して調整していたとも伝えられます。「しっかりラインに乗せられる安心感がある」とインタビューで述べており、繊細な女子プロの間でもSpiderシリーズの直進性は高く評価されているようです。
岩井 明愛(いわい あきえ) (国内女子ツアー)
近年日本ツアーで活躍する岩井姉妹の姉・明愛選手は、Spider Xを長く愛用しています。「マキロイが好きすぎて…ちょうど1年前から使用する岩井明愛のスパイダーX」というタイトルの記事が組まれたほどで、2022年からSpider X カッパー/ホワイト(スモールスラントネック)を使い始めました。
ヘッドが小ぶりでショートスラントということもあり、「スパイダーの中でも操作性が効くモデルとしてプロの間でも人気」と評価されています。
岩井選手本人も「マキロイさんのパターの打ち方が好きなので、同じモデルを使ってみたかった」と語っており、憧れの存在に影響されて投入したそうです。
その結果、2023年に国内ツアー初優勝を達成。
以降も「自分の代名詞と言ってもいいくらい定着したクラブ」としてSpider Xを手放さず、勝利を重ねています。
彼女の場合、パターを替えない主義ということもあり信頼できる一本にSpider Xを選んだというのが大きいですね。「構えやすくターゲットに合わせやすい顔なので安心して打てる」とコメントしており、試合の勝負所でも自信を持って振り抜いています。
古江 彩佳 (国内女子ツアー)
古江選手もデビュー当初よりテーラーメイド契約で、Spiderシリーズのパターを使用していました。
2021年の国内メジャー「日本女子オープン」で優勝した際もSpider X ネイビー/ホワイトを使用していたと報じられています(その後2022年途中から他社パターに変更)。古江選手はショートゲーム巧者でパッティングも上手い選手ですが、「スパイダーの良さがすべて詰まっている。構えたときにターゲットに合わせやすく、芯を外しても許容性が高いので安心感が違う」と評価していました。
彼女のような若手テクニシャンにも選ばれるあたり、Spider Xの性能の高さが伺えます。
これら以外にも、以前はジェイソン・デイ選手(オーストラリア)がスパイダーシリーズの先駆けとして有名でしたし、ダスティン・ジョンソン選手も一時スパイダー系パターを使用していました。
また2023年全英オープン優勝のブライアン・ハーマン選手は最新モデルのSpiderシリーズ(Spider ZT=ゼロトルクモデル)を使用して優勝し、Spiderシリーズの存在感を示しました。
このように、Spiderシリーズ(特にSpider X以降のモデル)はツアープロの使用率が非常に高いことで知られています。マレットパター全盛と言われる昨今ですが、その流行を牽引してきたのがまさにテーラーメイドのSpiderシリーズです。プロたちがSpiderを選ぶ理由は「ショートパットの安定性が抜群」「構えたときにターゲットに合わせやすい」「打感が柔らかく距離感を合わせやすい」など様々ですが、総じて言えるのは「スコアメイクに直結する安心感」を与えてくれるクラブだということです。
プロが試合の大事な場面で頼れる道具なら、我々アマチュアにとってもこれほど心強い武器はありませんよね。
「自分もプロと同じパターを使っている」というだけでモチベーションも上がりますし、何より性能がお墨付きなのは大きな安心材料です。
一般ユーザーの口コミ・レビューまとめ
実際にSpider Xパターを購入・使用したゴルファーたちの口コミも調べてみました。ゴルフショップのレビュー投稿や通販サイトの評価から、良い点と悪い点をそれぞれピックアップしてまとめます。
生の声にはリアルな使用感が表れているので、購入判断の参考にしてみてください。
《良い口コミ・評判》
「ラインが出しやすい」
多くのユーザーが口を揃えているのが「方向を合わせやすい」という点です。
白いアライメントラインのおかげで構えたときにターゲットに真っ直ぐ合わせられるので、打ち出し方向のズレが減ったという声が多数ありました。
「狙ったラインに乗せやすくなり、入る確率が上がった!」とショートパット克服を喜ぶコメントも目立ちます。
「ミスに強くパット数が減った」
「芯を外しても思ったよりまっすぐ転がる」「多少のミスヒットでもカップ付近まで寄ってくれる」と、許容性の高さを評価する口コミがたくさん見られました。
特にパット数(1ラウンドあたりのパット数)が減った、3パットが激減したという報告が複数あり、Spider Xに替えたことでスコアアップにつながったユーザーが多いようです。
「持っていて間違いないパター」という力強いレビューもありました。
「ヘッドの重さが程よく打ちやすい」
ヘッドが適度に重く感じられることで、ストロークが安定したという意見も多いです。「ピン型から替えたら最初は重く感じたが、慣れるとこの重さが心地いい」「ヘッドが勝手に仕事をしてくれる感じで方向性が安定する」といったポジティブな感想があります。
重いと言っても極端ではなく、「33インチを選んだけどライ角通りにすっと構えやすい重量感」という具体的な声もありました。
「打感が柔らかく転がりが良い」
インサートの打感についても概ね好評です。「ボールをヒットした感触が柔らかく、距離感が合わせやすい」「インサートのおかげか、もうひと転がりしてくれる感じがある」と、ソフトなフィーリングと順回転の良さを評価するコメントが寄せられています。
中には「メーカー説明で打感ソフトとあり心配していたが、しっかりした打感も感じられて良かった」という声もあり、柔らかすぎることはなく程よい打感であると受け止められているようです。
「デザインがかっこいい&安心感がある」
見た目の評価も高く、「構えたときに安心感があるデザイン」「カラーリングがかっこよく所有欲を満たしてくれる」という意見もありました。
特にカッパー(銅色)×ホワイトのモデルは「高級感があり一目惚れした」という人も。お気に入りの見た目だと大事に使う気持ちも高まりますよね。
《悪い口コミ・懸念点》
「ブレードから替えると慣れが必要」
良い点にもあったヘッドの重さですが、裏を返せば「ピン型からいきなり持ち替えると最初は重く感じる」という声がありました。
「今までピンタイプを使っていたので慣れるまで時間が必要」という口コミや、「ヘッドが大きい分ストローク軌道が制限される感じがする」といった意見もわずかながら見られます。
ただし「慣れてしまえば安定感のメリットが上回る」というフォローが付いているケースがほとんどで、一時的なものと考えてよさそうです。
「インサートの溝に砂や汚れが詰まりやすい」
実用面の指摘として、「フェースの溝(溝入りインサート)にグリーン上の砂がはまり、ブラシでこすっても残る」というレビューがありました。
実際、Spider Xのインサート溝は繊細な構造なので、砂質のグリーンや練習マットのカスなどが詰まることがあります。完全に取るにはエアダスター等で吹き飛ばす必要があるかもしれません。
頻繁にあることではありませんが、「お手入れは多少必要」と覚えておきましょう。
「塗装に気を遣う」
ヘッド上部の白い塗装部分について、「汚れやすいので気をつけて使いたい」「ぶつけると塗装剥げが心配」といった声も。Spider Xの白ラインは映える反面、ラウンドで砂埃や芝汁が付くと目立つので、使用後に拭き取りケアはした方が良さそうです。
また、マレット型ゆえパターカバーをしないでバッグに入れておくと他のクラブと当たって塗装が剥げる可能性もあります。購入時についてくる純正ヘッドカバーをしっかり使って保護するのがおすすめです。
「きれいな白ラインを保ちたいならお手入れ必須」と心得ておきましょう。
「価格が高い」
新品価格についての辛口意見も散見されました。「性能は良いが価格がネック」「もう少し安ければ…」という率直な声もあります。やはり4万円超という値段設定に尻込みしたユーザーもいるようです。
ただし多くの場合、「中古で安く手に入ったので満足」「ちょうど値下がりしていてラッキーだった」というポジティブな終わり方をしており、値段に見合った価値は感じている印象でした。
購入時期や方法を工夫すればコスパ良く手に入る点は救いですね。
「人気ゆえに人と被る」
面白い意見として、「ラウンドで他の人とかぶることがある」というものもありました。
Spiderシリーズは大ヒット商品なので、ゴルフ場で同じパターを持っている方に遭遇することもしばしばあります。「同じSpider Xを持っている組み合わせで一緒になるとヘッドカバーに印を付けて区別した」なんて話も。
ただ、これは悪い点というより嬉しい悲鳴かもしれませんね。それだけ多くのゴルファーに支持されている証拠とも言えます。
総合すると、一般ユーザーの口コミは概ね高評価で、「構えやすく安定して打ちやすい」という声が圧倒的でした。
デメリットとして挙げられる点も、「慣れの問題」や「お手入れ・取り扱いの注意」に関するものが中心で、致命的な欠点はほぼ見当たりません。
強いて言えば価格くらいですが、それも中古市場の豊富さでかなりカバーされています。
口コミを読む限り、「買って後悔した」という意見はほとんど無く、むしろ「もっと早く使えば良かった」「手放せないエースパターになった」という満足の声が多い印象です。
実際に自分も使ってみて納得ですが、Spider Xはそれだけ完成度の高いパターなのだと感じます。
Spider Xパターのメリット・デメリット
ここまでの内容を踏まえて、Spider X (2019)のメリットとデメリットを整理してみましょう。良い点と悪い点を率直に挙げるので、購入検討のチェックリストとして参考にしてください。
<メリット(長所)>
方向の安定性が抜群
高慣性モーメント設計でストローク中にフェースがぶれにくく、芯を外しても方向性のズレが少ないです。
ショートパットの安定感が格段に増し、パット数削減に直結します。
構えやすいアライメント
白い太線(True Pathライン)とサイトラインにより、ターゲットに真っ直ぐ構えるのが簡単です。
アドレス時の迷いが減り、自信を持ってパットに臨めます。
柔らかい打感と良好な転がり
アイオノマーインサートによるソフトな打感で、インパクトの衝撃が少なく距離感を掴みやすいです。
順回転がかかりやすい溝構造も相まって、ボールがスムーズに転がります。
程よい操作性
マレット型でありながらヘッドがコンパクトなので、ブレード型に近いフィーリングも持ち合わせています。
スモールスラントネックを選べば適度にフェースローテーションでき、マレット初心者やブレード愛好者でも移行しやすい操作性です。
ネックバリエーションで対応力◎
ネック形状が複数あり、自身のストロークタイプ(ストレート系 or アーク系)に合わせて最適なモデルを選べます。
フェースバランスとトウハング両対応なのはメリットです。
高い安心感と所有満足度
プロ使用実績が豊富でツアーでも結果を残しているモデルなので、性能への信頼感が違います。
デザインも洗練されカラーも豊富なため、所有する喜びがあります。人気モデルゆえ情報も多く、使いこなしのヒントを得やすいのも地味な長所です。
中古市場で入手しやすい
大ヒット商品だったため中古流通量が多く、状態の良いものを割安で手に入れるチャンスが多いです。
性能を考えれば中古価格でなら非常にコスパが良く、予算に応じた選択ができます。
<デメリット(短所)>
新品価格が高め
定価ベースでは4万円を超えており、他メーカーの一般的なパターより高価格帯です。
予算にシビアな方にはハードルになるでしょう。ただし前述のように中古という選択肢もあります。
最初は重さに慣れが必要な場合も
ブレード型の軽いパターに慣れている人が持つと、ヘッドの重量感に戸惑うことがあります。
振り子運動に任せるストロークに切り替える意識が必要です。
慣れてしまえばメリットに変わりますが、人によっては順応に時間がかかる可能性があります。
フェースの溝掃除や塗装のケア
インサートの細かな溝に砂粒が詰まると取り除きにくい場合があります。
また、白い塗装部分は汚れが目立ちやすく、ぶつけると剥げるリスクも。
丁寧な扱いと定期的なお手入れが望ましい点はデメリットと言えるでしょう。
ヘッドが大きいことへの好み
これは好みの問題ですが、ブレード型に比べてヘッドサイズが大きい分、「見た目に違和感を覚える」という人もゼロではありません。
ゴツい形状が苦手な方には受け入れにくい場合があります。ただSpider Xはマレットの中ではコンパクトな方で、多くの人にとって許容範囲のデザインです。
最新ゼロトルクモデルではない
近年「ゼロトルクパター」というジャンルが登場しています。
それらと比べるとSpider Xは従来型の延長線上の設計なので、厳密に言えば完全無欠にフェースのねじれを防ぐ構造ではありません。とはいえ高MOIで十分に安定していますし、一般的な使用では違いを感じにくい部分ですので、大きな欠点ではありませんが付記しておきます。
以上が主なメリット・デメリットです。デメリットといっても致命的なものはなく、欠点の少ない優等生という印象ですね。強いて言えば価格くらいでしたが、それも今や中古活用でカバー可能。重さの慣れもほとんどの方はすぐ克服できるでしょう。
総じてSpider Xは、「多くのゴルファーに当てはまるメリット」が揃っており、「一部のゴルファーにだけ当てはまるデメリット」しかないように感じます。
つまり大多数の人にとって使いやすく恩恵が大きいパターと言えますね。
購入前のFAQ(よくある不安・疑問を解消)
最後に、Spider Xの購入を検討する際によく出る疑問や不安にQ&A形式でお答えします。初めて高性能パターを買うときは誰でも不安があるもの。ここでしっかり解消して、安心して購入に踏み切りましょう!
- 初心者ですが、Spider Xのようなパターを使いこなせるでしょうか?
-
はい、大丈夫です!
Spider Xはむしろ初心者にこそメリットが大きいパターです。
構えやすくミスに強いので、パッティングが安定しやすくなります。実際に「ゴルフを始めたばかりでSpiderを使ったら、パットが劇的に良くなった」という声もあります。プロ向けの難しいクラブではないので、安心して使ってください。初心者から使い始めて、そのまま中上級者になっても使い続けられる懐の深さがSpider Xにはあります。
- ブレード型パターしか使ったことがないのですが、急にマレット型に替えても違和感はありませんか?
-
最初は少し違いを感じるかもしれませんが、すぐ慣れる方がほとんどです。
ヘッド形状はブレードに比べれば大きいですが、Spider Xはマレットの中ではコンパクトなので構えやすいです。ヘッドが重い分、最初は振り心地が変わりますが、これは重さに身を任せてストロークする感覚を掴めばむしろ安定感に繋がります。
実際「ピン型から替えたけどすぐ慣れてスコアが良くなった」という口コミが多数あります。
また、スモールスラントネックを選べばブレード型に近いフェースの動き(トウハング)になりますので、ブレード出身の方でも自然に移行できるでしょう。 - “ゼロトルクパター”という言葉を聞きますが、Spider Xはゼロトルクですか? また、最新のゼロトルクモデルの方が良いのでしょうか?
-
Spider Xは厳密にはゼロトルクパターではありませんが、同様の安定性を目指した高MOIパターなので一般的な用途では遜色ありません。
ゼロトルクパターとは、重心とシャフト軸を一致させてストローク中のねじれを限りなくゼロに近づけた特殊な構造のパターです。テーラーメイドからもSpider ZT(ゼロトルク)という新モデルが登場しています。
ただ、ゼロトルクパターはフェースが開閉しにくい反面、打感が硬かったり慣れが必要といった側面もあります。
Spider Xはゼロトルクではないものの高慣性モーメントでねじれを極小に抑えており、通常のプレーでは十分な直進性が得られます。多くのプロがSpider Xで満足していた安定性を考えれば、一般ゴルファーならSpider Xで困ることはまずないでしょう。
どうしても最新技術を試してみたいという場合以外、Spider Xで必要十分と言えます。
- 自分のストロークがストレート系かアーク系か分からないのですが、どちらのネック形状を選べばいいでしょう?
-
迷ったらまずは標準的な「シングルベンドネック(フェースバランス)」がおすすめです。
シングルベンドはオフセットがフルシャフトで構えやすく、フェースの開閉が少ないタイプなので万人に扱いやすいです。
真っ直ぐ引いて真っ直ぐ出すストロークを自然に身につけやすいでしょう。一方、自分が明らかにインからアウトへのアーク軌道でストロークするタイプだと感じるなら「スモールスラントネック(トウハング)」が合う可能性があります。
ショートスラントはフェースが適度に開閉するので、強めのアークストロークでも違和感が少ないです。判断に迷う場合はショップでパターマットを転がしてみて、フェースの向きや構えやすさでピンとくる方を選ぶのも一つです。
Spider Xはどちらも基本性能は同じなので、極端に悩まず直感でも大丈夫ですよ。
ストロークタイプに応じたネック形状は以下でもご紹介しております。
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【失敗しない】パターのネック形状の選び方|ミスが消える最適な1本とは パターの「ネック形状」、意識して選んでいますか? クランク、スラント、センターシャフト…。なんとなく聞いたことはあるけれど、「自分のパッティングにどれが合うの… - ソフトな打感とのことですが、距離感を合わせにくいなんてことはありませんか?
-
心配いりません。柔らかい打感ながらも転がりはしっかり出る設計なので、むしろ距離感は合わせやすいですよ。
インサートの役割でインパクトの衝撃が緩和されるためソフトに感じますが、ボール初速は十分に稼げるよう工夫されています。実際使った方のレビューでも「柔らかいけどもうひと転がりしてくれる」とあり、ソフトな分タッチが出しやすいと好評です。
距離感に関しては、パター自体の性能よりもストロークの安定やボールの転がりの一貫性が重要です。
Spider Xは直進性が高く毎回安定した転がりを生むので、結果的に距離感も安定します。強いて言えば音が静かなので、音で強弱を判断していた人は感覚を掴むのに数ラウンド要するかもしれません。
しかし視覚的な転がりと手応えで十分補える範囲です。
- お手入れや扱いで気をつけることはありますか?
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基本的には通常のパターと同じですが、ヘッドカバーの使用と簡単な清掃を習慣づけると良いでしょう。
Spider Xは塗装部分が多いので、ラウンド中以外は付属のヘッドカバーを被せて傷や汚れを防いでください。
ラウンド後、フェースの溝に砂などが付着した場合は、柔らかいブラシやエアダスターで優しく取り除きましょう(硬い針や先の尖ったものでほじるのは塗装剥離の原因になるのでNGです)。
白いアライメントライン部分の汚れは、濡れタオルで軽く拭けば大抵落ちます。幸いステンレスフレーム部分は頑丈でサビにも強い素材なので、過度に神経質になる必要はありません。ヘッドカバーさえ付けていれば長く綺麗に使えるので、大事に扱ってあげてくださいね。
- 本当に買って後悔しないでしょうか? 高い買い物なので不安です…。
-
Spider Xは多くのゴルファーに「買って正解だった」と言わせている信頼のモデルです。
性能面の満足度は口コミやプロの実績が保証していますし、仮に合わなかったとしても中古市場で人気があるためリセールもしやすいです。
つまり手に取って試す価値は十分にあります。
何より、パターを替えることでパットの結果が良くなる可能性が高いなら、それはスコアアップへの大きな一歩です。私自身も最初は悩みましたが、今では「もっと早く買えば良かった」と思っています。
迷っている時間がもったいないくらい、あなたのゴルフを楽しくしてくれるパターだと胸を張っておすすめできますよ!
このように、皆さんの疑問や不安はほとんど問題にならないことがお分かりいただけたでしょうか。Spider Xは決して「上級者専用」や「クセが強い」クラブではなく、幅広いゴルファーに恩恵をもたらす設計になっています。
ぜひ前向きに導入を検討してみてください。
記事のまとめ
最後に、Spider X (2019)パターのポイントを簡潔にまとめます。
テーラーメイド「Spider X」は、安定した直進性と構えやすさでパットの不安を解消してくれる高性能パターです。
高慣性モーメントによるミスヒットへの強さ、True Pathラインによる簡単なアライメント、そしてソフトな打感と適度な操作性が見事に両立しています。
プロも信頼を寄せ多数使用してきた実績があり、初心者から上級者まで誰もが恩恵を感じられる一本と言えるでしょう。
「パットの安定感を手に入れたい」「スコアアップにつなげたい」と願うなら、Spider Xはきっと強い味方になってくれます。
価格面のハードルも中古市場を活用すればグッと下がりますし、何より手にしたその日からショートパットへの恐怖心が和らぐのを実感できるはずです。ぜひ状態のいいSpider Xを掘り出してみてください。
パター選びはゴルフ人生を左右すると言っても過言ではありません。
もし今パターに悩みを抱えているなら、思い切ってSpider Xを手にしてみてください。真っ直ぐ狙ったラインにボールが転がりカップインする快感が増えれば、ゴルフは今まで以上に楽しくなりますよ!
安定感と操作性を兼ね備えたSpider Xで、自信を持ってパッティングし、ぜひベストスコア更新を目指しましょう。きっと「このパターにして良かった!」と感じられるゴルフライフが待っています。あなたもSpider Xで次のラウンドからパット名人への一歩を踏み出してみませんか?

