パッティングでスコアを左右させていませんか?L.A.B. Golfから登場した最新パター「DF3」は、従来の概念を覆す革新的な技術とデザインで、あなたのパッティングを変えるかもしれません。
「パターは入れば何でもいい」なんて思っていませんか?しかし、もしパッティングがもっと安定し、狙ったラインに正確に打ち出せるなら、スコアは劇的に変わるはずです。DF3パターが注目を集める最大の理由は、その独自の「ゼロトルク」設計にあります。ストローク中にフェースが開閉しないこの技術は、まるでパターが自動で仕事をしてくれるかのような、驚くほどの安定感をもたらします。
ヘッド後方にはゴルフボールがすっぽりと収まるユニークな穴、「Gimme Getter(ギミー・ゲッター)」が目を引きますが、DF3の魅力は見た目だけではありません。前作からさらに洗練されたヘッド形状は、構えやすさを追求し、アドレス時の安心感を高めます。重心設計と特殊なグリップとの相乗効果により、まるでフルオートマチックのような、意識せずとも正確なパッティングを可能にするのです。
この記事では、そんなDF3パターのスペックや特徴を徹底的に解説します。他の人気マレット型パターと比較することで、DF3が持つ独自の優位性を明らかにしていきます。また、ツアープロや一般ユーザーからのリアルな評価、そして筆者自身による試打インプレッションも交え、DF3のメリット・デメリットを包み隠さずお伝えします。
中古価格の動向や、パッティング初心者でもこの高性能パターを使いこなせるのかといった疑問にも答えますので、DF3パターの購入を検討している方はもちろん、最新パターのテクノロジーに興味がある方も、ぜひ最後までお読みください。
あなたのパッティングに対する考え方が、きっと変わるはずです。
DF3パターの特徴・スペック

図:DF3パターのヘッド後方にはゴルフボールがすっぽり入る丸い穴があり、グリーン上のボールを拾い上げられるユニークなデザインになっています。この穴は「Gimme Getter(ギミー・ゲッター)」と呼ばれています。
メーカー | L.A.B. Golf(ラブ・ゴルフ) |
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シリーズ | DF3 |
発売日 | 2024年2月1日 |
新品価格 | 110,000円 |
中古最安値 | 90,000円 |
中古最高値 | 120,000円 |
ヘッドの形状 | ネオマレットタイプ |
ヘッドの素材 | 6061鍛造アルミニウム |
ヘッドの重量 | 約530g |
ネックの形状 | センターシャフトに近い構造(ただし通常のセンターシャフトとは異なり、シャフトがヘッドの重心部に刺さりつつフェース寄りに大きく斜めに傾いて装着されています) |
シャフトの素材 | スチール |
ロフト角 | 実質ロフト3 |
シャフトの長さ | 34,35 |
補足: ※海外仕様では33インチも展開されていますが、日本国内正規ラインナップは34・35インチが中心です(33インチは受注生産対応の場合あり)。
※中古最安値、中古最高値は2025年4月時点
DF3パターは従来のパターには無い革新的な設計思想で作られています。
その最大の特徴は「ゼロトルクの安定性」であり、ストローク中にフェースが一切開閉しないライ角・バランス技術にあります。ヘッド形状も「もうちょっとマトモな見た目にできないか」という声に応えて前作DF2.1より洗練されたデザインになりつつ、性能面はしっかり継承されています。
重心設計と特殊グリップによるフルオートマチックなパッティングを可能にしたパターです。
他の人気マレット型パターとの比較
安定感抜群のマレット型パターとしては、オデッセイやPING、テーラーメイドなど各メーカーから様々なモデルが発売されています。ここではDF3パターと代表的なマレット型パターとの比較を行い、打感・操作性・ミスヒット耐性・価格・使用プロといった観点でまとめてみます。
代表的な比較対象として、オデッセイ「White Hot #7」、PING「Fetch(フェッチ)」、テーラーメイド「Spider X」をピックアップしました。
パター名称(メーカー) | 打感の特徴 | 操作性(ストロークのしやすさ) | ミスヒット耐性(寛容性) | 価格帯※1 | 使用プロ例 |
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DF3(L.A.B. Golf) | やや軽めだが芯を感じるソリッドな打感。アルミ削り出し特有の柔らかさもあり、インサート無しでも不快な硬さはない。 | ストロークを引いてそのまま打つだけで直進性◎。ゼロトルク設計によりフェース面が常にスクエアを保ち、操作は非常にオートマチック。 | 極めて高い安定性を誇る。芯を外しても方向ブレが極小で、わずかに転がり距離が落ちる程度。寛容性は3モデル中トップとの評価。 | 約11万円(新品) 中古相場:約9~12万円前後 | リッキー・ファウラー ウィル・ザラトリス フィル・ミケルソン アダム・スコット 他 |
オデッセイ White Hot #7 | ソフトなWhite Hotインサートによる非常に柔らかい打感。打球音もマイルドで心地よいフィーリング。 | ややトウ寄りバランスで適度にフェースローテーションが可能。直進性と操作性のバランスが良く、オートマチックすぎない。 | 高慣性モーメント設計(#7形状)で方向安定性に優れる。芯を外しても転がりへの影響が少なくミスに強い。 | 約3~4万円(新品) 中古:1~2万円台 | ジョン・ラーム ザンダー・シャウフェレ 他多数 (Odyssey使用率はPGAツアーでもトップクラス) |
PING Fetch(フェッチ) | 打感はやや硬めで打音は低めの独特な感触。ステンレスボディ+TPUインサートによりしっかりした手応えとマイルドさを両立。 | 丸型ヘッドで構えやすく、直線的なストロークをサポート。オートマ感は高いが、重量級ヘッドゆえ振り子のようにストロークしやすい。 | 非常に高い寛容性。大型マレット&ソールの大穴構造でミスヒットでも距離ロスが少なく、方向性のブレも最小限。3パット撲滅に貢献する安定感。 | 約3~3.5万円(新品) 中古:1~2万円台 | タイレル・ハットン※2 ウィルソン・ファウ 他 |
テーラーメイド Spider X | 樹脂+アルミ複合インサート「PureRoll2」による適度な柔らかさと弾き感が調和した打感。音も大きすぎず心地よい。 | 直進性が高く構えやすいが、ネック形状や重量バランスのバリエーションで好みのフィーリングを選べる。総じてマレットとしては操作しやすく慣れも必要ない。 | 超高MOIヘッドにより多少芯を外しても転がりに影響が出にくい。安定した距離感・方向性が得られやすくミスに強い。 | 約4万円(新品) 中古:1.5~3万円前後 | ダスティン・ジョンソン ジェイソン・デイ (一世を風靡したSpider Tour使用者多数) |
※1:価格帯は2025年時点の目安(税込)。※2:ハットン選手はPingのTyne形状を使用(Fetchと同系統の高MOIマレット)。
上記の比較からも分かるように、DF3パターは打感・安定性ともに群を抜いた性能を備えています。他メーカーの人気マレット型も高い慣性モーメントでミスヒットに強く、ソフトな打感のモデルが多いですが、DF3は「フェースが開閉しない」という独自機構により直進性とミスへの強さで一歩リードしている印象です。
一方、価格は他の一般的なパターの約3~4倍と極めて高価であり、コスト面ではデメリットと言えます。しかし使用プロの数も増えてきており、その性能に魅了されているプレーヤーが多いこともうかがえます。総合的に見て、パッティングの安定感重視で予算に余裕があるならDF3は有力な選択肢でしょう。
逆に価格重視や伝統的なフィーリングを好むなら、オデッセイやPingなど定番マレットも検討すると良いでしょう。
DF3パターを使用しているツアープロは?
高い安定性を誇るDF3パターは、すでに幾人ものツアープロが使用しています。その代表的な例がリッキー・ファウラーとウィル・ザラトリスです。2022年以降、PGAツアーでもL.A.B. Golfのパター使用者が増え始め、2023年のZOZOチャンピオンシップ(日本開催のPGAツアー)ではファウラーとザラトリスがL.A.B.パターを使用して話題になりました。
さらにメジャーチャンピオンのフィル・ミケルソンも、2023年のマスターズでDF3パターを実戦投入しています。ミケルソンは長年オデッセイのパターを愛用してきましたが、新たにDF3をバッグに入れたことで注目を集めました。結果としてマスターズでは見事予選通過を果たし、後半戦での猛チャージも記憶に新しいところです。
その他にも、アダム・スコット(2013年マスターズ王者)は同コンセプトの長尺L.A.B.パターを使用中で、安定感向上に一役買っています。
またPGAツアー通算6勝のルーカス・グローバーもL.A.B.製の長尺パターを握り、2023年には連続優勝を遂げるなどパッティング改善の成果を上げています。
その他、カミロ・ビジェガス(元PGAツアー賞金王)やエルス、ジム・ハーマンなど、一流プロたちがL.A.B. Golfのゼロトルクパターを試すケースが増えてきました。
プロたちのコメントを見ると、「とにかくストロークが安定する」「構えたときにフェース面がブレない安心感がある」など、DF3の直進性を絶賛する声が多いようです。また「今まで感じたことのない感覚」(国内アマ試打レビュー)
というように、新鮮なフィーリングに驚く声もあります。
総じて、勝負の場で信頼できるパターとして徐々にツアーでの存在感を増しているのがDF3パターと言えるでしょう。今後さらに使用プロが増える可能性も高く、要注目です。
一般ユーザーの口コミ・レビューまとめ
実際にDF3パターを購入・使用した一般ゴルファーの口コミから、その評判を探ってみましょう。ゴルフショップのレビューや通販サイトの口コミを調査したところ、総じて満足度は非常に高い印象です。ただし高評価が多い一方で、いくつか注意点も見えてきました。ここでは良い点と悪い点に分けてまとめます。
<良い点・高評価の口コミ>
- 「ストロークがブレずに安定する。引いてそのまま打ち出せば真っ直ぐ転がり、ショートパットが劇的に入りやすくなった」(40代男性)
- 「ゼロトルク効果でテークバックが引きやすく、引っ掛けが減った。リッキー・ファウラーも使っていてカッコいいので満足」(30代男性)
- 「打感は思ったより柔らかく、転がりも非常に良い。高額だが価格なりの結果が出ると信じて購入。実際、魔法のパターを手に入れたようでめちゃくちゃ良い」(50代男性)
- 「変わった形のマレットは初めてだったが、試打してみて球の出るラインの良さが最高だった。フェースに乗っている時間が長く感じ、方向性に絶大な安心感がある」(ファウラー使用をきっかけに購入したユーザー)
- 「値段はドライバー並みだが、その価値はあると思う。パッティングがとても楽になり、中長距離のパットがことごとく入るようになった」(平均スコア90前後の男性)
<悪い点・低評価の口コミ>
- 「価格が高額すぎる」(多くのユーザーが指摘)。「確かに一度の買い物としては高いが、長い目で見ればゴルフへの投資とも言える」との声も。性能に満足する人が多い反面、値段だけはネックという評価が散見されました。
- 「形状に違和感を覚える人もいる」。独特のヘッド形状ゆえ、構えたときに馴染めないとの意見も一部ありました。ただし「実際に構えると意外とすぐ慣れる」「むしろスクエアに構えやすい」という声が多く、見た目のインパクトの割にアドレスのしやすさは好評です。
- 「重量が重いため、距離感の調整に慣れが必要」との指摘も。総重量530g前後とヘッドが効いているため、最初はショートパットでオーバーしやすいという意見がありました。ただし重さのおかげでストロークが安定するメリットも大きく、「慣れれば問題ない」という声に落ち着くケースが多いようです。
- 「フェースが開閉しにくい分、自分でボールに回転を与える感覚が薄れる」と感じた上級者もいました。意図的にフェースローテーションしてタッチを出すタイプのゴルファーには、ゼロトルクの感覚が逆に違和感となる可能性があります。しかし多くの平均的プレーヤーにとってはむしろメリットに働く点です。
総合すると、一般ユーザーからの評価は「高いけど凄いパター」というものです。価格の高ささえ受け入れれば、パッティングの安定感向上に大きく貢献してくれるとの声が多数を占めました。
また購入者の多くは「買って後悔なし!」と満足しており、「もっと早く使えば良かった」という意見すらあります。
良い点で挙がった直進性・打感・構えやすさはDF3パターの大きな魅力であり、悪い点として指摘された項目も「値段以外は慣れや工夫でカバーできる」というポジティブな捉え方が多い印象でした。
筆者の試打インプレッション(平均スコア80台の視点)

筆者(ゴルフ歴20年・平均スコア80台前半)も実際にDF3パターをコースと練習グリーンで試打してみました。その使用感を率直にレポートします。
まず手に取った第一印象は、やはりヘッドの存在感と重量感です。ずっしりと安定感があり、ストローク中もヘッドのブレを一切感じません。構えてみると見た目の奇抜さに反して違和感なくスクエアにセットできます。
標準装着のPressグリップのおかげで自然にハンドファーストになり、ボールを包み込むようなアドレスがとれました。正直、初めて構える前は「慣れるまで時間がかかるかな?」と思っていましたが、構えた瞬間に杞憂だと分かります。
フェース面が勝手に安定してターゲットを向いてくれるので、自分は目標に構えることだけに集中すれば良い感覚でした。
肝心の転がし性能ですが、ショートパットは驚くほど簡単に感じました。1~2mのパットでは、とにかく引いて出すだけで芯に当たり、狙ったラインに真っ直ぐボールが転がります。普段は緊張すると右に押し出し気味になる癖があるのですが、DF3ではそれが皆無。狙ったカップの中心にボールが吸い込まれるような感覚が何度もあり、「これは入る!」と思ったパットが本当に入ってくれる率が明らかに高まりました。
この体験には正直驚きで、「パットが楽になる」という口コミの真意を実感しました。
一方で、中長距離のパットでは多少の慣れが必要でした。重いヘッドゆえに普段通りのストロークをすると打ち過ぎてしまう傾向があり、最初の数ホールは3~4mオーバーするケースも。特に下りのロングパットでは要注意です。
しかしこれはヘッドの重さに慣れてくると解決しました。むしろ慣れてくると重さがメリットに変わり、ロングパットでも安定したストローク軌道を維持できました。距離感も掴みやすくなり、終盤には長い下りのスネークラインをピタリと寄せられるなど、信頼感が増していきました。
打感については、予想よりソフトでマイルドです。アルミ削り出しというと硬質な金属音をイメージしましたが、インパクト音は低めで「コツッ」という感じ。手に伝わる衝撃も柔らかく、一般的なステンレス削り出しパターよりもむしろ柔らかい印象を受けました。
White Hotインサートのような沈み込む感触ではありませんが、芯でヒットしたときの心地よさは十分に感じられます。芯を外した際も極端な打感の悪化はなく、「あ、外したかな?」と思ってもカップ近くまで転がっていく寛容さには助けられました。
総合的な感想として、DF3パターは「パッティングを機械化してくれる頼もしさ」があります。自分のストロークの癖を良い意味で消してくれるので、考えることが減りシンプルに打てるのです。
その結果パットに自信が持て、プレッシャーのかかる場面でも迷いなくストロークできました。唯一の難点は値段ですが、パターはスコアへの影響が大きいクラブですから、これでパット数が減るなら投資する価値は大いにあると感じました。筆者個人の評価としても「欲しくてたまらない!」と思わせる魅力が詰まった一品です。
DF3パター使用のメリット・デメリット
以上の内容を踏まえ、DF3パターの長所と短所を改めて整理します。
メリット
直進性が抜群
ゼロトルク設計によりフェースが開閉せず、狙ったラインに真っ直ぐ打ち出しやすい。ミスヒット時の方向ブレも極小で安定感はピカイチ。
ミスに強い寛容性
大型ヘッド+最適重心設計で慣性モーメントが非常に高く、芯を外してもカップに届く距離が出せる。パット数削減に直結する性能。
構えやすさ
独特の見た目に反してアドレス時の違和感が少ない。シャフトの傾斜グリップで自然にハンドファーストになり、常にスクエアなフェース向きで構えられる。
意外な柔らかい打感
アルミ削り出しだが打感は軽めでマイルド。インサートなしでも手に伝わる振動が少なく、心地よいインパクトを感じられます。
ツアープロのお墨付き
ファウラーやミケルソンらトッププロが実戦投入し結果を出していることで性能の裏付けがある。プロ使用モデルとしての信頼感。
カスタムフィット可能
ライ角やシャフト長を細かく調整可能で、自分にピッタリの一本を作れる(カラーやシャフト変更等オーダー対応)。
デメリット
価格が高い
新品定価は約11万円と、一般的なパターの数倍。中古でも値崩れしにくく手軽には買えない。コスパを重視するゴルファーには大きなハードル。
ヘッド形状の好み
見た目のインパクトが強く、伝統的なブレード型やオーソドックスなマレットに慣れた人には抵抗を感じる場合も。デザインの好き嫌いが分かれる。
重量が重め
総重量530g前後とヘッドが効いているため、タッチの合わせ方に慣れが必要。特に繊細な距離感が要求される長尺パットでは、最初オーバーしやすい可能性。
フィーリングの個人差
フェースが開かない感覚は「曲がらない安心感」に繋がる一方、「自分でコントロールしている感じが薄れる」と感じる上級者もいる。独特のフィーリングに合う合わないがある。
入手性
品薄になりやすく実物を試打できる機会が少ない。ゴルフショップでも取り扱い店舗が限られるため、購入前に十分試せないケースがある(※取り扱い店舗一覧は公式サイト参照)。
DF3パターは、性能面ではほぼ死角のない仕上がりですが、やはり最大のネックは価格でしょう。ただしパターは「入るか入らないか」が全てであり、その点でDF3はスコア向上に直結し得るクラブです。デメリットも価格以外は慣れや調整でクリアできる部分が多く、総合的にはメリットがデメリットを大きく上回ると言えます。特にパッティングに悩みを抱えている方には、一考の価値がある逸品でしょう。
購入前に気になるFAQ
Q1. パッティング初心者やアベレージゴルファーでもDF3パターを使いこなせますか?
A. はい、初心者でも扱いやすい要素が多いパターです。DF3はストローク中にフェース面がぶれないため、パッティングの再現性が上がります。むしろフェース管理が難しい初心者ほど恩恵を受けやすく、真っ直ぐ引いて真っ直ぐ出す基本が身につきやすいクラブと言えます。
実際「ショートパットが劇的に入りやすくなった」「引っ掛けミスが減った」という平均スコア90~100前後のユーザーの声もあります。もちろん重さや構え方に少し慣れは必要ですが、DF3自体がストロークを安定させてくれるので、初心者でも十分使いこなせるでしょう。
Q2. 値段が高いですが、買って後悔しないでしょうか?
A. 多くのユーザーが「後悔しない」と評価しています。確かに一度のクラブ購入としては高額ですが、その分の性能向上が期待できます。特にパット数が減ればスコアに直結しますので、投資対効果は大きいでしょう。
実際に購入者のレビューでも「高いけどその価値は十分ある」「長い目で見ればゴルフを楽しむための良い投資」といった声が多数です。ただしパターのフィーリングは個人差があるため、可能であれば試打してフィーリングを確認してから購入するのがおすすめです。幸いDF3は中古市場でも高値安定なので、もし合わなくてもリセールバリューは高いでしょう。
Q3. DF3パターを使えば、下手なストロークでもまっすぐ入るようになりますか?
A. ストローク軌道そのものを矯正するわけではありません。DF3はゼロトルクでフェースの向きを安定させますが、例えばアウトサイドイン軌道をインサイドインに矯正してくれるわけではありません。つまりカップからズレた方向にストロークすれば、その方向に真っ直ぐ打ち出してしまいます。
DF3が助けてくれるのは「フェース面が開いたり閉じたりするミス」を防ぐ部分です。極端な軌道ミスは別途練習や矯正が必要ですが、インパクト時のフェース向きに関するミスはDF3が最小限に抑えてくれるので、結果的にカップイン率が大幅に上がるという仕組みです。要は“真っ直ぐ打とう”と意識すればその通りに打たせてくれるクラブと考えてください。
Q4. このユニークな形のパターはルール適合品ですか?
A. はい、DF3パターはゴルフ規則に適合した公認クラブです。PGAツアーをはじめ公式競技でも使用されていますので、全く問題なく使用できます。独特な機構も規則の範囲内で設計されており、安心して使えます。ちなみにヘッドの穴でボールを拾う行為もプレー上問題ありません(ただし公式戦ではマナーとして手で拾うプロも多いです)。
DF3パターはどんな人におすすめ?
最後に、DF3パターが特におすすめできるゴルファー像をまとめます。以下のようなプレースタイル・悩みを持つ方は、DF3の恩恵を大きく受けられるでしょう。
まっすぐ打っているつもりなのにラインが外れる人:
インパクトでフェースが開閉してしまう癖があると、打ち出し方向がぶれます。DF3はフェース面を安定させてくれるので、思った方向にボールを出せるようになります。特にショートパットの方向性に不安がある人には大きな助けになるでしょう。
パットの安定感を最優先する中上級者
シングルプレーヤーや競技志向の方で、パット数の1打を削りたい人にも最適です。プレッシャー下でもフェースの向きが狂わない安心感は計り知れません。「入れたいパットがことごとく入るようになった」という声もあるほどで、大事な場面で力を発揮します。重要なパーパットやバーディパットの成功率を上げたい上級者におすすめです。
3パットが多くスコアメイクに苦しんでいる人:
ミドルパットやロングパットで距離感・方向感が合わず3パットしてしまう人にも向いています。DF3の高い慣性モーメントと安定した転がりは距離感を揃えやすく、ミスヒット時の距離ロスも少ないため3パット防止に役立ちます。平均90~100前後のアベレージゴルファーでパット数改善を狙う人には特に効果が高いでしょう。
最新テクノロジーを積極的に取り入れたい人:
ギア好きで新しいテクノロジーに興味がある方にもDF3は魅力的です。ライ角バランスという画期的コンセプトは他にはなく、所有欲も満たされます。「魔法のパターを手に入れたよう」というユーザーの表現が示す通り、使う喜びも感じられる一本です。
予算に余裕がありベストスコア更新を狙う人
価格面でのハードルはあるものの、スコアアップへの投資と考えれば有効なお金の使い方と言えます。ドライバー並みの価格でも「同じ金額でスコアを数打縮められるなら安い」と考える人にはピッタリです。実際に「ドライバーと同じくらいの金額をかける意味はある」との口コミもありました。
本気でベストスコア更新・シングル入りを目指すなら試す価値大です。
逆に、伝統的なブレードパターが好きでフェースローテーションを駆使したい人や、まずは安価なパターで練習したい初心者などには無理におすすめしません。しかしそれ以外の多くのゴルファーにとって、DF3パターはパッティングを劇的に安定させてくれる強力な武器となり得ます。
興味のある方はぜひ一度試打して、その性能を実感してみてください。きっとパットの概念が変わる体験ができるでしょう。
DF3パターの徹底評価が、本記事で皆さんのクラブ選びの一助になれば幸いです。